美容

2017.12.05 UP

口元のしわを即解消!?まるでボトックスと話題のDIYマスクって?


年齢を重ねるごとに気になるのが、肌のエイジング。20代の頃は美白対策ばかりにこだわっていたけれど、30代・40代からは、きちんとエイジングケアに向き合っていきたいもの。特に集中的にケアしたいのが、口元にできるしわとたるみです。

深く刻まれたほうれい線で、一気に老けた印象になってしまうし、口角がたれてしまっていると、なんだかいつも不機嫌なイメージになってしまいがち。なんとか改善したいけれど、口元のエイジングケアに特化したスキンケアコスメって、あまり見かけませんよね。

そんな中、今海外のビューティーマニア達の間で話題となっているのが、キュウリと卵白を使った、口元のエイジングケアDIYマスクです。

Youtubeで紹介されて以来、再生回数がなんと400万回以上を突破したという、カルト的人気を誇るこのマスク。即効性があり、「ボトックス並みの効果が得られる」と私の友人の間でも話題となっています。

そこで今回は、30代、40代の女性が気になる口元のしわとたるみを改善してくれる、話題のDIYマスクについてご紹介します。

 

口元のしわやたるみの原因とは?


鏡を何気なく覗いたときに、ついつい目が行ってしまう口元のしわとたるみ。その原因は、肌にハリをもたらすコラーゲンやエラスチンが、年齢と共に減少し、肌に弾力をもたらすことができなくなってしまっているため。

それに加え、コラーゲンやとエラスチンは紫外線や喫煙によっても簡単に破壊され、年齢と共になかなか再生するのが難しくなってしまうのだそう。普段から日焼け止め対策を疎かにしていたり、喫煙の習慣がある場合は注意が必要ですね。

また、ガムをしょっちゅう噛んでいる人や、冷たい飲み物を飲むときにいつもストローを使用している場合も要注意。恐ろしいことに、何度も同じところにしわを寄せてしまうため、肌が形状記憶したかのようにしわになってずっと残ってしまうのだそう。

日頃の習慣がそのままエイジングとして肌に出てきてしまうんですね……。

 

整形並みに効果アリ!? キュウリと卵白のDIY口元ケアマスク

Youtube

女性なら誰もが気になる口周りのエイジング。若々しい表情を保つためにもケアは必須だけど、なかなかこれといったスキンケアアイテムも見つからない……。そんなとき、オーストラリアのコスメショップで働く友人から教えてもらったのが、キュウリと卵白のDIY口元ケアマスクを紹介しているYoutube。

オーガニック大国であるオーストラリアでは、コスメも完全オーガニック成分を配合したものが人気となっていますが、こんな風に食材を組み合わせて自分でDIYするフードコスメもすごく人気。

肌につけるものは、直接身体の中に取り入れられるほど安全なものだけをチョイスしたい、という考えがとても自然に受け入れられています。

 

キュウリ&卵白のそれぞれの効能とは


「ボトックスしたの? っていうくらい即効性がある!」とのことで、半信半疑のまま、実際にこのスペシャルDIYマスクにチャレンジしてみました。

キッチンにあるキュウリと卵白、たった二つの食材で簡単に作れてしまうDIY口元ケアマスク。意外にも、新鮮なキュウリには、肌の毛細血管を広げ、肌の抗酸化を防ぐことのできる、とてもパワフルな酵素が含まれているとのこと。さらに肌を保湿してくれるという嬉しい役割も兼ね備えています。

またその一方で、肌のキメを整え、ゴワゴワの肌を和らげてくれる効果が期待できる卵白は、中国では昔からスキンケアコスメに取り入れられてきた食材です。

キュウリ×卵白の意外な組み合わせですが、アクティブなキュウリの酵素が気になるしわやたるみに働きかけるのと同時に、卵白で肌を優しく保湿する……という感じなのでしょうか。直接口から身体の中に入れる食べ物で作られたマスクだから、肌につけるのも安心ですね。

 

コスメやボトックスより経済的!口元のDIYエイジングケアマスクの作り方


このDIYマスク、作り方はいたってシンプルです。

まず、キュウリを縦半分の大きさにカットし、皮を剥きます。その後さらに横半分に細かくカット。カットしたキュウリをミキサーにかけたら、こし器で果肉を搾ります。

酵素が凝縮したキュウリの果肉に卵1個分の卵白を混ぜ合わせ、ブラシを使って洗顔後の肌に塗っていきましょう。口周りを中心にたっぷり塗った後は、約15分ほど放置。その間、手を使って気になるしわやたるみの部分を軽くマッサージすれば尚良し!

ぬるま湯でしっか洗い流し、普段の手順通りのお手入れをすればOKです。

 

1週間試してみた、その結果は……


話題のDIY口元ケアマスクを1週間の間、3回試してみました。初めはキュウリのドロッとした肌触りと、独特のにおいが引っかかりましたが、2回目以降、徐々に気にならないほどに。

キュウリと卵白を混ぜ合わせたものを顔に塗るときは少しドキドキしましたが、予想以上に肌にピタッと吸い付いて密着感がありました。

気になるマスクの効果ですが、「劇的にしわとたるみが解消された!」というわけではないものの、口周りがピッと引き締まったのを実感。ほうれい線に変化は見られなかったものの、口回りにあった小じわは、なんだかその周辺の肌のキメが整って、薄くなったような気が。

鼻と上唇の間のゴワゴワ感も和らぎ、手触りが良くなりました。1週間の使用で、何かしらの効果が感じられるのって、スゴイかも!

このまましばらく週に2,3度のペースで続けて様子を見ようと思います。コスメやボトックス注射よりもかなり経済的なので、気軽に試せるのも高ポイントです。

 

口元マスク×表情筋のエクササイズでWのエイジングケア効果


口元マスクの効果を高めるためにも、取り入れたいのが口元の表情筋エクササイズ。たるみやしわは、口周りの表情を作る筋肉が衰えることでも増長されてしまうため、普段から、口周りの筋肉を動かす習慣を身につけておくことが大切。

特に、モダイオラスと呼ばれる、ほうれい線の延長上にある顔の筋肉が集中しているポイントをマッサージするのは効果的。親指を口の中に入れ、頬をはさんで揺らしながらほぐしていくと、口元のたるみや口角の下がりを改善できるとのこと。DIYマスクと合わせて取り入れたいテクニックですね。

また、食事の際は左右両方の歯でバランス良く食べ物を噛んだり、表情豊かに口元を広げて笑うなど、日頃から意識して口元の表情筋を動かし、筋肉が年齢と共に衰えていかないよう注意が必要です。

猫背で下を向きながらスマホをいじるのも、口元の筋肉が重力で下方向に引っ張られ、たれてしまう原因になるのだとか。電車を待っているときや家のソファーでついついやってしまいがちですが、すぐにストップしたほうが良さそうです。

 

30代に突入した途端、多くの女性が意識し始める口元のしわとたるみ。年齢がはっきり出やすい部分だからこそ、これからは念入りにお手入れしたいもの。

今回紹介したDIYマスクと普段の筋トレで、ピチピチの口元を目指しましょう!

 

【参考文献】『Medical Daily』『hacker space』『Med Guidance』『LEE

Timmy

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