美容

2017.10.30 UP

とにかく美しくなる!? よく噛むだけで得られる女性に嬉しいメリットとは?



パスタにハンバーガーに、今では洋風の食べ物が街中に溢れているのは当たり前。遠い国の食事がいつでも簡単に食べられるようになりました。

しかし、ここで問題が。海外の料理は柔らかいものが多いんです。昔に比べると私たちの「咀嚼回数」は明らかに減っているんですよ。1回の食事における咀嚼回数は、弥生時代には約4,000回だったものが江戸時代には約1,500回に、そして現代はたったの約600回にまで減少したそうです。

噛むことが少ないと大きな損をしているのもまた事実。美容効果の向上を阻止しているかもしれません。それでは噛むことでどんな効果が生まれるのか、早速見ていきましょう!

 

噛むだけで美白に? シミそばかすは「咀嚼」が効果的!


咀嚼回数が増えると体にいいことばかりなのですが、まず、女性にとって最も嬉しい効果は、ただ噛む回数を増やすだけでエイジングケアに繋がることです。そのカギとなるのは噛むことで分泌する“唾液”にあります。唾液には老化防止に役立つ成分がたくさん含まれているんですよ!

中でも最も注目したいのは「EGF」と呼ばれる成分です。これは肌細胞の再生を促すたんぱく質の一種で、肌の新陳代謝を活性化させます。

老化でシミやそばかすができるのは、肌のターンオーバーの周期が遅くなっていることも原因ですが、EGFは肌の代謝を上げ、その周期を正常に導く効果があります。肌が美白に近づきますよ。

ターンオーバーは歳をとるごとに乱れてきます。そうなってきたら、なんらかの方法でフォローしてあげなければなりませんね!

 

25歳から減っていく「若がえりのホルモン」は、唾液にアリ!


さらに唾液には「パロチン」と言う、若がえりのホルモンが豊富です。特に体の内側に効果を発揮し、骨や歯の再石灰化を高めます。同時に内臓の働きも強化するので、老化に負けない健康な体を目指せます。皮膚の新陳代謝も高めるので、キレイを保つためにはよく噛んでパロチンをたくさん出しましょう。

パロチンが減少し始めるのはとても早く、25歳を過ぎると一気に少なくなっていきます。サプリやローヤルゼリーなどでも補給はできますが、噛むだけで摂取できるならそのほうが手軽ですよね。しかも0円というお得さです! 特に敏感肌の人はパロチンの減少が肌に現れやすいそうですので、気を付けてください。

唾液は年齢を重ねるごとに少なくなります。最近口が乾きやすいと思っている人は、年齢のせいかもしれません。自ら唾液を出すように心がけましょう。

 

恋をしたときと同じ “あの気分”を味わえ、幸せになれる!


噛むことは体だけではなく、心に与える影響も大きいんです。嬉しいことがあると幸せな気分になりますよね。これは「セロトニン」という神経伝達物質が分泌されているからなんですが、噛むことでこのセロトニンの量が増えるんです。噛めば噛むほど幸せになるということですね!

セロトニンは別名「幸せホルモン」とも言われ、恋をすると分泌されるのもこの成分です。好きな人ができると「キレイになったね!」と褒められることも多いと思いますが、それはセロトニンが肌トラブルを解消したり、女性ホルモンと連結して体調を良好に保っているからでもあるんです。またセロトニンがしっかり分泌されていれば夜も寝つきがよくなるので、美容にもいい影響を与えてくれます。

しかもセロトニンはあなたの姿勢まで正してくれるという優れた成分です。スマホが浸透した現代では、前かがみの姿勢が定着してしまっている人が多いですが、姿勢を保つための「抗重力筋」がセロトニンによって刺激されるので、背筋がシャキッと伸びていきます。

逆にセロトニンが正常に分泌されていないと気分が下がったり、引き締まっていない体になりやすいです。

 

目にも胃にも虫歯にも……噛めばとにかく「健康」になる


昔から家庭や学校で「よく噛みなさい」と言われていた人も多いと思いますが、その教えは大正解です。咀嚼は副交感神経を刺激することにも繋がるので、免疫力の向上も期待できます。

忙しいと風邪をひきやすくなる人もいると思いますが、それは忙しさに追われて、食事をよく噛めてないことが原因かもしれません。食事はできるだけ噛む回数が多くなるものをチョイスしましょう。噛むと消化酵素のアミラーゼが分泌され、胃への負担も減っていくので、脳の働きもよくなりますよ。

その他にも噛むことで唾液の分泌が増えれば「リゾチーム」や「ラクトフェリン」が分泌され、口臭や虫歯予防にも繋がります! 口内の細菌がなくなるので、歯周病の改善も期待できます。

また、噛むことでレンズの役割を果たす水晶の近くにある「毛様体筋」の凝りがほぐれるので、遠くや近くが見えやすくなる効果も。疲れ目でピントが合いにくくなっている人は、アイマスクや目薬を使う前に咀嚼を見直してみてはいかがでしょう。

 

使う筋肉は12種類! ちょっとしたエクササイズにもなってるみたい


噛む動作は口の周りの筋肉しか使っていないように思えますが、実は背筋や背中の合計12種類の筋肉も使っているんですよ。ということは、噛むことでちょっとしたエクササイズをしていると言っても過言ではありません。本当は正しくよく噛んでいたら顎だけではなく、体が全体的に疲れるはずです。その疲れを感じていない人はしっかり咀嚼ができていない証拠ですね。

そこには隠れたトリックがあり、姿勢を正さなければ上手に咀嚼ができないんです。噛むと自然と姿勢がよくなるので、噛む回数を上げるほど正しい姿勢になって筋肉運動も積極的に行われるというわけですね。

もちろんこれは運動と同じことなので、集中力も高まります。軽い運動は気分がスッキリすると言いますが、噛むと歯から刺激が送られてストレス解消や、やる気アップにも繋がっていきます。

 

最大限の効果を発揮する、咀嚼の目安は何回?


こんなにもいいこと尽くめの咀嚼による効果ですが、どれくらいの回数を噛めばいいのか知っておく必要はありますよね。

目安としては、一口で30~50回です。数字だけ見るとそれくらいの回数は噛めていそうな気がしますが、そうではない場合がほとんどです。今まで自分が噛んでいた回数をあえて数えてみると、多くの人が10回前後という結果になりました。私たちは自分たちが思っているほど、きちんと咀嚼できていません。その事実をまずは知る必要がありますね。

さらに、できれば噛み方にも注意を払い、前歯、右左の奥歯をバランスよく使うようにしましょう。一つの場所で噛むと顔が歪みやすくなり、顔を大きくする原因となります。右で噛んだら次は左に噛むようにすると分かりやすいですね。

 

これまで意識したことがない人もいるかもしれませんが、美しさを得るためには、小さな積み重ねが大切です。噛むことは毎日行う動作なので、せっかくなら同時に美容効果を高めていきましょう。忘れそうな人は、白米に雑穀を入れたり、サラダは葉物だけではなくブロッコリーなどの噛み応えのあるものを入れて、あえて硬めの食事を食べるように工夫してもいいかもしれません。

ぜひ今日の食事から“咀嚼数アップ”を心がけていきましょう。

参考:かみや歯科大野歯科

Asuka Yoshida

Asuka Yoshida

フリーライター/ドイツ在住

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