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2016.10.22 UP

フリーランスvs.会社員!本当に自由な働き方って?

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ここ数年、高まっているフリーランス熱。その影響もあってか、会社や組織に縛られる働き方は不幸というような、極端な意見もみかけます。

私自身も会社員からフリーランスに転向したこともあり、「フリーランス=幸せ、会社員=不幸」という思い込みがありました。しかしこの構図って、本当に正しいのでしょうか?

自由な働き方について、改めて考えてみたいと思います。

フリーランスって本当に自由なの?

フリーランスは会社員に比べて、時間や場所の縛りがゆるいことは事実です。昼まで寝ていることもできますし、通勤する必要もありません。業務以外にかかるストレスが少ないのは、フリーランスの大きなメリットです。

その一方で、常に仕事ばかりしてしまうデメリットがあることも付け加えたいと思います。時間が自由ということは、24時間仕事ができる状況でもあるということ。

私のようなライターを例にすると、締め切り間際に仕事が立て込んで徹夜するというような単純な拘束もありますが、デスクを離れていても四六時中ネタ探しをしてしまい、頭から仕事のことが離れないという心理的な拘束もついて回ります。

当然ですが、フリーランスは自力で稼がなければならないので、仕事のことばかり考えてしまう人は多いはずです。上司はいませんが、一つ一つの仕事をクライアントから厳しく評価され、それが次の発注につながるので、それなりに神経も使います。

来月の生活費が気になって、ゆっくり休暇が取れないという人は少なくないのです。

会社員って本当に不自由なの?

会社員が不自由なのは、単純ですが時間と場所に縛りがある上に、好きな仕事ができるとは限らないからでしょう。目覚まし時計にたたき起こされて、満員電車に揺られてやっとたどり着いた会社。その上、代わり映えのない業務ばかりでは、面白みを感じられないのは当然です。縛りがキツイばかりで、仕事にやりがいがなければ、うんざりしてしまいますよね。

ただ組織に属していることで、大きな業務に携わるチャンスがあることも事実。大きなプロジェクトに参加したことは、私の会社員時代の貴重な経験の一つです。目標に向けてチームとして働くことの喜びや、それまで関心の低かった業務に興味を持てたのも、この経験のおかげです。フリーランスになってからは、作業はいつも一人ですし、大きな企業と関わることはめっきり少なくなりました。

もちろん毎月お給料が振り込まれるという、物理的&心理的な安心感が得られることも会社員のメリットです。

働き方別SNS投稿の傾向

フリーランスは仕事を獲得するという目的もあり、SNSを利用して実績を公開する傾向があります。

一方で、休暇を楽しんでいるという投稿は少なめ。いつでもお休みできるフリーランスですが、世間の評価が気になることもあって、休んでは申し訳ないという気持ちが働いてしまいます。つい、仕事してますアピールをしたくなり、彼らの投稿の多くにパソコンが写り込んでいるのは、そのためです。

会社員の投稿には仕事の内容は少なめ。もちろん守秘義務があるので、気安く社内のことを投稿することは憚れますよね。

多いのは、プライベートの充実さをアピールする投稿。ある友人の投稿を見ると、週末ごとに彼や友人と小旅行に出かけて休日を楽しんでいる様子がうかがえます。その意味では、会社員の方がオンとオフの切り替えが上手なのかもしれません。

本当に自由な働き方って?

フリーランスが仕事に縛られていて、会社員の方がプライベートが充実していると決め付けているわけではありません。実際に経験してみなければ、本当のところは何もわからないということです。実態は世間のイメージとは違うかもしれないのです。そもそも、フリーランスが自由で会社員が不自由なんて考え方自体が、ステレオタイプ過ぎますよね。

どちらの働き方が自由かということよりも重要なのは、どんな仕事をしたいのかということでは?

働き方は、その手段でこそあれ目的ではありません。その目的さえ見失わなければ、自由か不自由かなんて、本当はどうでも良いことなのかもしれませんね。

平 理以子

平 理以子

バリ島在住フリーライター/コラムニスト

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