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2016.07.11 UP

【50万円は必要!?】憧れの海外転職、そのリアルな体験談を訊いてみた!

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周知の通り、海外は転職が当たり前の社会。日本のようにネガティブなイメージは一切なく、みな自分の思い描くキャリアのため、どんどん転職を繰り返しています。

アラサー&アラフォーの、日本でキャリアを積んだ年代だからこそ、チャンスが増える憧れの海外転職。

今回は、海外で転職のチャンスをつかんだ女性たちに、海外転職のリアルな現実を聞いてみました!

 

海外では「3年で転職」は一般的

アメリカのビジネス雑誌「Fast Company」によれば、就職してから数年で転職を繰り返すトレンドは、最近ますます一般化してきているのだとか。

海外で、仕事の価値観の根本にある「会社はあくまで自分をスキルアップさせてくれる場所。自分のキャリアは自分が作る!」という考えがますます強まり、お金も含め、自分がハッピーになれる方向にベクトルを合わせて働こうとする人が増えているようです。

また「Fast Company」は、同様に同じ会社に長年いると、ジョブマーケットから取り残され、ある意味「世間知らず」になってしまう可能性があることも指摘。

日本でも終身雇用制度が崩れた今、一つの会社で生涯ずっと働ける保証はありません。アラサー・アラフォーになって一度も転職経験がないとなれば、いざと言うとき、すぐに仕事を見つけられない……という状況に陥ってしまう危険性も。

 

海外への転職を成功させる秘訣は?

日本から海外へフィールドを移し、見事海外転職を実現させたアラサー女子達。海外で成功した理由を詳しく聞いてみました!

 

ベトナムで経験を積み、ニュージーランドで日本語講師になったE子(29)

20代半ばで経験したニュージーランドのワーキングホリデーで、海外で働くことの魅力を知ったE子。ビザが切れるのと同時に日本へ帰国したものの、その情熱は覚めることなく、「早くもう一度ニュージーに戻りたい!」が毎日の口癖に。

ビザのないE子が海外で働くには、ビジネスビザをスポンサーしてくれる職種・ポジションに応募することが必要不可欠。そこで、情報招集した結果、日本語教育が盛んなニュージーランドでは、日本語講師の募集が頻繁にあり、しかもビザのスポンサーになってくれる会社・団体が多いことが判明。

「これなら自分にもできる」と確信したE子は、早速日本語講師の資格を取るべく、派遣社員で事務の仕事をしながら日本語養成講座へ。1年かけて無事講座を終え、その後ベトナムで短期日本語講師としての経験を積んだ後、正社員として無事ニュージーランドの教育系団体へ就職。2年越しで夢のニュージーランドへ里帰りを果たしました。

「ワーキングホリデーで1年間生活したニュージーランドで、今度はきちんと社会人として長く生活してみたいと思い、当時需要が多く、ビジネスビザが発給されやすかった日本語講師になることを決めました。

行きたい国で不足している職業を調べてみると、外国人に対してビザが出やすい仕事が何なのか分かるので、海外就職のチャンスに繋がりやすいかも。日本語講師として現地就職を狙おうと決めてから、かかった期間は2年とちょっと。

まず日本語講師育成講座に通い、その後、経験を積むためにベトナムでのボランティアにも参加しました。それと同時に普段からニュージーランドの求人をチェックして、めぼしい求人に応募しました。数社応募して、州政府が経営する教育機関の日本語講師としてのポジションをゲット。長年の苦労がようやく報われて、本当にハッピー!」

確実に自分の力で海外就職を成功させるには、それなりの時間と労力は避けて通れません。でも成し遂げた後の充実感は、格別!

 

ドイツで服飾系会社の日本マーケティング部門で働くT子(36)

日本の高校で英語の講師として働いていたT子は、35歳で結婚を機にドイツに移住。配偶者がいたため、ビザの面では何の問題もなかったT子ですが、不況の続くヨーロッパでの就職は、思ったほど簡単ではなかったよう。

ローカル・日系企業を問わず、とにかく「日本人募集」の求人に積極的に応募するものの、オフィスワーク経験のないT子はいつも書類選考の段階でアウト。外国人に日本語を教えるアルバイトをしている最中、ようやく知り合いから、服飾系会社のポジションを紹介してもらい、念願の海外転職を果たしました。

「海外ではこれまでの職歴がとても重要。日本語が話せるオフィスワークの求人は、日系会社の多いドイツではたくさん出ているけど、事務経験のない私は面接にさえ呼ばれなかったの。海外就職を目指すなら、少しでも日本で関連する職種に就いておいた方が有利。海外では、全くの未経験者を雇いたがる会社はほとんどなかったわ。

それでも諦めずに周りに仕事を探していることをアピールしていたら、ある日知り合いから、今の会社が新しく日本マーケットを立ち上げるので人を探しているって話を聞いて、すぐ応募してみたの。マーケティングの経験はなかったけど、できたばかりの会社だったから、未経験の私でも採用してくれたみたい。

海外転職はビザがあれば有利だけど、その分野でのキャリアや経験がなかったら採用されるのはすごく難しいと実感。すぐに仕事が見つかればラッキー。でもある程度長期戦で臨む必要があるから、半年ほど仕事をせずに暮らしていける貯金があるのが理想。私は現在の仕事に就くのに1年ほどかかったわ」

日本である程度、関連する職種のキャリアや経験を積んでおかないと、海外転職は難しいようですね。また、半年分の生活費を準備してから臨むのが◎。

 

イギリスで秘書として働くM子(30)

イギリスの日系企業で秘書として働くM子。もともとは日本の英会話学校で、マネージャーとして働いていた経歴があるM子は、以前から挑戦してみたかった海外での就労を夢見て、イギリスにワーキングホリデーで渡英。

特に知り合いや就職のつてがあったわけではなかったようですが、日本にいる間からイギリスの求人を細かくチェック。現地の派遣会社の紹介で、現在の日系会社で秘書としてのポジションをゲットできたのだそう。

日本である程度、就職先のめどをつけていたので現地到着後1ヶ月以内で今の仕事が決まったの。海外転職はタイミングもとても大事。たまたま以前勤めていた人が辞めて、急遽スタッフを探していたみたい。

日本にいたときから英語環境では働いていたので、英語には特に支障はなかったけれど、ブラッシュアップのために、語彙を見直したり、英会話スクールで働く同僚の外国人スタッフに個人レッスンをしてもらったりしたわ。

ネットで安いホステルを2週間分予約して、実際現地に着いてから物件を探したの。航空券や宿代、日常生活に必要なものなど、仕事を始める前に使ったお金はだいたい50万円くらいかな。イギリスは物価が高いので大変だったわ」

原則30歳まで申請が可能なワーキングホリデー制度を使って、とりあえず現地に飛び込んで就活してみるのもアリかもしれませんね!

 

オーストラリアで働くカリスマ美容師K子(36)

東京の美容室激戦区で10年働いていた美容師のKは、オーストラリアで新らしくオープンした美容室のメインスタッフとして渡豪。美容技術の進む日本の美容師は、海外では引く手あまただそうで、今回の就職先は知り合いの紹介からすんなりと話が決まったのだそう。

「海外で働くことに前から興味があったので、今回の話を受けて即OKしました。以前から美容師仲間でも海外に出店している人が増えていたので、ずっとチャンスがあれば……と思っていたんです。

ただ、長期の海外留学経験もなく、英語にも自信がなかったので、現地到着後、夜間の語学学校に通いながら英語の勉強を続けています。ローカルのお客さんも多くて、英語での意思疎通は必須なので。

住む場所は日系の情報サイトで見つけました

コネと人脈がものを言うことも多い海外就職。普段から周りに海外で働きたいことをアピールしておくことで、意外な所からチャンスが転がり込んでくることも。

 

海外の転職活動を成功させる秘訣は、日本でその分野でのキャリアが十分あることが大切。後は求人の出ているタイミングですね。

T子のように専門分野でのキャリアがなくても、粘り強く周りにも仕事を探しているとアピールすることで、意外な所から転職のチャンスがやって来ることもありますよ。「人脈」も海外転職には重要なポイントです。知り合いに、後押ししてくれそうな人がいないか見渡してみると、案外いるかもしれませんよ。

Timmy
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