仕事

2016.02.13 UP

【ムリしちゃダメ!】死にそうになってまで働く必要はあるの・・・?

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Joyful woman leaning out of a car sunroof

先日の東京都心の降雪には驚きましたね。慣れない雪に、慌てた方も多かったのではないでしょうか?

私は雪国出身なので雪には慣れている方ですが、そんな私でもニュースを見てびっくりしたことがあります。降雪量のことではなくもっと別のことになのですが……。

今回は、都心の積雪による混乱から考える「日本人の仕事観」に対する違和感をバリ島から伝えたいと思います。

 

出勤すべきか死ぬべきか、それが問題だ

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都心の積雪で私が驚いたのは、あの通勤風景です。人がこぼれ落ちそうなほどに混雑するホーム、駅にもたどり着けず雪の中を行列をつくって並ぶ人々、その全てに驚愕しました。

「なぜ東京の人はあそこまでして会社に出るのだろう……死んじゃうよ」と。

雪国の人は雪に慣れている一方で、雪の事故が命に関わるという怖さも知っています。だから決して自然に逆らって無理をしようとはしませんし、出かける際は十分に寒さや雪に備えます。

あの日の都心の光景は、まるで丸腰で戦場に向かう戦士たちを見るようでした。怪我をされた方も、たくさん居たようですね。「何がなんでも会社に行かなければ」という命がけの出勤風景に、東京の本質を見た気がしました。

 

都市は「組織」に弱い

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あの日は「都市は災害に弱い」というのがもっぱらの報道でしたが、私は違う意見です。「都市は組織や会社に弱い」……これが私が悟った都市の本質です。あの悪天候にも関わらず多くの人が出勤したのは、それが組織の常識だからでしょう。

出勤した人たちからは大変な思いをして会社にたどり着いたことを誇らしくSNSに投稿する様子が、一方フリーランスの方の中にはそんな通勤者たちをねぎらい、通勤してなくて申し訳ないというSNS投稿が流れてきました。

天候くらいで休むなんて社会人として失格とでも言わんばかりの投稿の数々。組織が都市でいかに強い力を持つかということを、目の当たりにした思いでした。

 

社会人である前に・・・

iStock_000010325451_Small のコピー

たった一日休むことに、なぜ罪悪感を持つのでしょか。「出勤しないと周りの社員の目が気になる」「雪が降っただけで休むなんて甘い」「仕事しなきゃお金が入らない」そんな意見が聞こえてきそうですね。

私もかつては都市で働いていたので、みなさんのそんな気持ちはよくわかります。でも今こうして会社からも都市からも離れてみると、その価値観が必ずしも正しくはなかったとも思います。

組織の常識を優先するあまりに、心地良く暮らすことをおざなりにしてはいませんか? 社会人とはこうあるべきだという姿に、無意識に従ってはいませんか? 社会人である前に、私たちは自分の人生を生きる一人の人間です。

あなたの健康以上に大切な仕事とは何ですか?

 

その常識を疑え!

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あの日は出勤しなくても良かったかもと思っている人も、実は少なくないのでは? この日でなければという仕事の大半は、実は翌日でも間に合うことが多いもの。そんな風に言うと、がんばって出勤した方は腹立たしく感じるかもしれませんね。

でもそんな方こそ、考えてみてください。絶対と信じて疑ったことのないその組織の価値観を、あなたの人生の行動指標にして良いのかを。そして組織の価値観をつくっているのは、他でもないあなた自身だということを。

あなたが変われば世界は変わります。たとえ組織を変えることはできなくても、あなたの目に映る世界が変わることは確かです。それだけは、経験した私が保証します。

平 理以子

平 理以子

バリ島在住フリーライター/コラムニスト

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