恋愛

2014.01.09 UP

「恋愛が怖い…」諦める必要もなければ、頑張る必要もない!

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爪はボロボロ(ネイルサロンなんて何年も行ってない)、髪はボザボサ(もう死語でしょうが、プリンというのですよね、この状態)、すっぴんにマスクという姿で、仕事とゲームぐらいしかすることのないこんな私のような女でも、落ちる時は落ちてしまうんですから恋愛って怖いですよね。

みんなは一体どうしてるのかと思って、ちょっと周囲の女友達の状況を探ってみたら、案外多いみたいです、「報われない恋」をしちゃってる方。いや、そういう時って、本人は決して「報われない」とは思ってなくて、どこかでまだイケるのかと思っている。だから余計に苦しいんですよね。

 

無理なら無理って、好きじゃないなら好きじゃないって、結婚するつもりがないなら結婚するつもりがないって、はっきり言ってくれれば、その時は苦しくて悲しくて大泣きしちゃうかもしれないけれど、心は全力で「諦める」方向にもっていこうとしてくれる。心がうまく逃げてくれようとしてくれるから、諦めが悪い言動をとってしまっても、最後は自分を守ってくれるんです。

 

でも、ドロドロの恋愛にハマっちゃってる人って、「あと一歩」のところでお預け食らっている印象が強い。

 

彼は暴力を振るう。でもその後に優しくしてくれる。

彼は「奥さんと別れる」って言ってくれている。それを待つだけ。

彼の恋人は3人いるけど、私が1番愛されてる。あとは残り2人が脱落すればいいだけ。

 

これらのパターンは、「あとちょっとがんばれば幸せが掴める」かのように見える。だから私たちは、ここで諦めて引くのはもったいないと思ってしまう、だから苦しいのに、ハマっていっちゃうんですよ。

 

ここまでで気付いたかもしれないけれど、ここまで来るともう、私たちの心の中にあるのは、純粋な恋心じゃないんです。相手のことが好きなわけじゃないんです。

自分がただ、この戦いに負けたくないだけなんですよね。

自分との勝負なんです。

 

でも私は、そのことが悪いとは思わない。

最近も女友達がドロ沼恋愛をしていて、その相談に乗ったのだけど、私が「とことん自分を試してみれば?」と言ったもんだから、周囲の友達から総攻撃を受けた。

そりゃあ、友達の幸せを願うなら「やめなよ」と言ってあげたいところかもしれないけれども、だって本人が幸せになんてなろうとしていないんだもの。

 

本人はそれを否定する。きっと幸せになりたいつもりで、結果ドロドロしてるのかもしれないけれど、その幸せって実は「自分を認めさせること」で芽生える幸せであって、決して愛されることで芽生える幸せではない。そんでもって「自分を認めさせること」で芽生える幸せは、きっと恋愛では補完できない、と私は思うのです。仕事とか、自分の真の才能を発揮できるものでないとダメなんだよね。

 

でもそれが分かるのって、ずっとずっと後のことだから、「とことんぶつかって、試してみる」ことのほうがいいんじゃないかなって私は思う。人生、どう転んでも傷つかない生き方なんてないんだから、どうせ傷つくなら、せめて後から後悔しない生き方をしたほうが賢いんじゃないのかな。

 

「やっぱりあの時ちゃんとアタックしとけば彼は振り向いてくれたかも!」

なんて、些細なことを一生引きずるの、イヤだもんね。

 

ただし、こういう場合は負け試合なので、負けた時にどうするか、という逃げ道は常に考えておかなければならないなあとは思う。まあ、たいがい本人は負けるわけないと思ってるからこの発想には至らないんだけど、「好きで好きでたまらない! 彼もわたしのこと好きって言ってる!」と突っ走る一方、頭の中に冷静な自分も置いて「彼はきっと私のことは好きではないんだろうな。もしこのまま一生連絡がこなかったら、次の好きな人を見つけるためにはどこで出会いを探そうかな」なんて考えることも大事です。

 

泥沼にハマるのは仕方ないことかもしれないけれど、相手を信じる、という行為は危険。自分が不利な立場であることをしっかり理解した上で、それでもがんばれる人なら、泥沼もいつか経験値となるのではないでしょうか。

 

画像:Will Spark

メルヘン 可憐子

メルヘン可憐子

(コラムニスト/エッセイスト)

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