恋愛

2014.02.02 UP

こんな男とは結婚しない!彼女を処女のまま永遠に崇拝し続ける

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このシリーズ、あくまで私が個人的に「結婚したくない!」と、ありとあらゆる男を斬りまくるシリーズなのですが、今回はしょっぱなから破綻してますね。

だって、私が「処女信仰のある男とは結婚したくない! 気持ち悪いもん!」とかいったところで、相手だって結婚したくないでしょーよ、私処女じゃないし。

 

でも、どうしても言わせてほしい。

私はこの、強い処女信仰を持つ男たちには、言葉ではうまく表現できない類の、生理的嫌悪を覚えるのだ。

 

汚れた女の嫉妬?

それもそうなのかもしれないけれど、私もあなたたち「処女厨」とよばれる処女信仰のある男たちが嫌いなので、「キー! 私のことも恋愛対象に入れなさいよ!」というような、いわゆる嫉妬すべき対象にはならないはずなのだ。

万が一、私が処女であっても、勘弁。それは向こうも同じことを思っているだろうけれど。

 

しかし、ここまでディスっておきながら、私は彼らの気持ちがわからないでもない。自分にもし彼女がいて、さんざん他の男とセックスしてきた女だと知ったら、なんかちょっといやかもしれない。というかいやだ。

できれば、自分が初めての男であってほしいという気持ちも、少しだけなら、わかる。

 

だが、「非処女はゴミ」「生きる価値なし」などと暴言を吐いている男たちを私はこの目で見てしまった。掲示板の中だけしか存在しない人間だと思っていたのに、実際に口に出してそう言う輩がいるのだ、この世の中には。

そこまで言われて、非処女代表(?)としては、味方になるつもりなど毛頭ない。

 

処女の女性は、たしかに清らかで魅力的だけど、愛し合って結ばれた人に、そんなことを言っていいことがあるはずがない。

 

私は「処女厨」の彼らに問いたい。もしあなたにとても愛した人がいて、その人が処女だったら、あなたは彼女を処女のまま永遠に崇拝し続けるのか、と。

 

その答えにYESと答えるのなら、思う存分、非処女を罵れば良い。けれども、あなたたちだって、処女と聞いたとたん、当然喜んで飛びつくのでしょう?

すると、その子はその時点でもう処女ではなくなる。あなたたちのディスった非処女と同じだ。

 

その処女は、自分に捧げるならば、いいのか? その理屈がまかりとおるなら、世の中の非処女たちだって、みんな同じことを言われて処女を捨てた人間だ。

同じことを他人がしたからといって、他人の場合は蔑み、自分が手をつけた場合だけOKなんて、それは単なる自己中心的な考え方に他ならない。

 

処女でなくちゃイヤだというのは、一見、究極の支配欲のように思える。誰も知らないままの彼女を、自分しかいない世界に閉じ込めることで、支配する。

しかしそれは同時に、彼女が自分以外、誰のことも見ないでいてくれる、という意味もあると思う。

それは多分、彼女が一歩、外の世界に出て、他の対象物を見てしまったら、自分の醜さが相対的にバレてしまうに違いないという、自信の無さの表れなのだろうと思う。

だから、すでに外の世界を知っている女性は、自分がいかに醜いかということを認知している可能性が高いから、怖いのだろう。

そう、怖いのである。恐ろしいのである。自分が否定されそうで。

 

だから彼らはきっと、まだ何も知らない処女に「逃げて」いるだけ。

 

処女信仰は悪いことじゃない。

でも、案外そんな風に臆病な男が粋がって「非処女はゴミだ、絶対結婚したくない」なんて言っているのを見ると、ああ、この人たちは一生結婚なんかできないんだろうな、と思ってしまう。まあ私も人のことなんか言えないんだけどさ。

 

だから捨て台詞はやめようと思ったけれど、やっぱり言うことにする。

処女だっておめーらなんか、えらばねーよ!

 

Photo by David Photo Studio

メルヘン 可憐子

メルヘン可憐子

(コラムニスト/エッセイスト)

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