恋愛

2015.01.03 UP

男が電話で30分以上楽しんでいればGOサイン!?【恋に効くコトバ第11回】

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stylish man on the phone

『喫茶店で2時間もたない男とはつきあうな!』

『なぜ「いい人」は心を病むのか』

 

先日、大学時代を振り返るトークショーを母校・早稲田大学の文化祭でおこないまして、そのために、自分が大学時代に初めて買った本は何かを調査してたんですよね。

で、大学1年の4月の僕は、どうやら入学直後に教科書より早くこの2冊を買っていたらしいです。

 

この2冊のチョイスに心の闇が見えるといいますか、特に2冊目はツッコミどころ満載で、「え、お前心病んでたの?」、「ていうか、自分のことが“いい人”だと思ってたの?」などなど、18歳の春の霜田に聞きにいきたいくらいなのですが、今回、重要なのは1冊目です。

 

容姿ではなく、会話で恋に落ちると、きっとうまくいく

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喫茶店で2時間もたない男とはつきあうな!』は漫画家の倉田真由美さんと、齋藤孝さんの共著なのですが、簡単に言うと、「つきあう相手を選ぶ上では、喫茶店で会話をし、2時間をあっという間に過ごせるかを判断材料にしろ」という本でして。

 

その理由としては

■容姿は変化・劣化する上に飽きるので、そこに引きずられると長い間、幸せになりにくい

■そこで、長くつきあう相手を選ぶ上では、会話がからんで楽しいかを最重要基準としなくてはならない

■喫茶店では、基本、しゃべることしか出来ないし、酒も入らないし、景色も変わらないので、会話がからむかを純粋にチェックできる

といったところでした。

 

僕、10年前からマニュアル男の霜田なんで、大学入学直後から、これを愚直に実行して、早稲田大学の大隈講堂の陰にある喫茶店、通称・隈カフェ(ここだと人があまり来ないので、友人による途中の邪魔が入りにくい)に、少しでも仲良くなれそうな女子を誘導し、このチェックをする、というワークを続けました。

すると、みんながカップルになっていく1年生の7月の波に乗れないことはおろか、大幅に婚期が遅れ、大学内で彼女ができたのが4年の12月、すなわち卒業3か月前という由々しき事態となりました。

 

ただ、この方法自体は基本的に正しいと思っていて、気づいたら10年経ってたんですが、最近、この方法の欠陥に気づいてしまったんですよね。

それは、「喫茶店じゃ、相手の顔見えてんじゃん!」ってことなんですよ。つまり、この「容姿にとらわれないで、会話のからむ相手を選ぶ」という大前提を、揺らがせているわけですよ。

いやいや10年あったらもっと早く気付けよって話なんですが、つい先日、それを僕に気づかせてくれたのが、『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』という映画です。

 

順番が正しい「全部好き」は、きっとうまくいく

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この映画では、ああ、こんな相手と出逢えたら幸せだよねえ、という理想のカップルが出てくるのですが、出逢いが暗闇の中のレストランなんですよ。

ふたりは顔の見えない状態で会話を交わし、共通点が見えたりして、お互いに「この人合うかも……」という感情を高めていったのです。幸い、外に出て、お互いの顔が見えたあとも、その感情は続くんですよね。

 

で、主人公の男がヒロインに告白する時に出た字幕「君の全部が好きだ」なんですが。

僕の稚拙な英語力を持ってしてもギリギリ聞き取れた範囲で書くと、そのとき、「I なんとか love なんとか face, tooって言ってたんですよ。

 

これ、中2レベルの僕の英語力で解釈しても「“顔も”好き」ってことじゃないですか。

 

つまり、性格とが気が合った後に顔見たら、そこも含めて好きになれたってことじゃないですか、これすごくないですか!? これ理想じゃないっすか!?

内面で惹かれ合った後に、顔も好きになれる。だから、全部好き。これ、超、理にかなってますよね。

 

逆に、よくカップルの会話とかで

女「わたしのどこが好きなのー?」

男「全部だよー」

女「答えになってないじゃーん ばあか」

 

みたいなのってあるじゃないですか。

他人のこんな会話を聞いてしまうと「ケッ」って思ってしまう心の狭い僕なんですけど、アバウト・タイムの「全部好き」と、このバカップルの「全部好き」は、同じ全部好きでもワケが違うんですよ。

 

このバカップルは、とりあえず、やっちゃったからとかで、つきあちゃったパターンで、アバウト・タイムの場合は中身→顔っていう順番なんです。

てか、たぶん、この男は、相手のどこが好きかなんて考えたことがないから「全部好き」っていう曖昧な答えしか出てこないんですよ。

 

こう比べると、いきなり考えないで言う「全部好き」ではなく、顔をあとから好きになった「全部好き」は、盤石である気がしませんか?

 

男が電話で30分以上楽しんでいれば、きっとうまくいく

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と、ここまで、書くと「なんだお前、暗闇レストランかダイアローグ・イン・ザ・ダークのPR記事かこの野郎」的なヤジが飛んでくると思うんですけど、てか飛んでこなくても、「わたしたちの日常には、そんなふうに顔を見ないで恋に落ちるという暗闇シチェーションがないよ」というツッコミが入ることは承知しています。そうですよね。

 

現実世界で起こりうる中で、この暗闇シチェーションに一番近いと思われるのが、電話です。電話で、相手の顔を見ずに会話しているという状況は、この暗闇の再現に近いのです。

 

そして、さらに言えば、「電話で男が30分以上楽しんでいる場合は確実にうまくいく」のです。

 

男は目で恋をし、女は耳で恋をする、なんて言いますが、基本、男は視覚的なもので興奮するので、電話より、直接会っているほうがテンションは上がるのです。

ただ、そこが落とし穴で、直接会っているときは、相手の容姿的なものにテンションが上がっている可能性があるので、そこを「この人といるの楽しい」と勘違いして思い込んでいる可能性もあるのです。

そこでつきあっても、容姿に飽きてきた頃には、男から別れを切り出すなんてことは多々あります。

 

実際僕も、この喫茶店2時間ワークを続けてきた中で、会っているときは「気が合うかも」と思っていたコでも、あとで、電話で喋ってたときに、「あれっ、全然テンション上がんない」となり「俺は容姿にアガっていただけだったのかー」と気づいてしまったということがありました。

 

女子のほうが電話を楽しめる生き物なので、気づきにくいかもしれませんが、男子は電話ではテンションが上がりにくい生き物です。特に会話のからまない人とは、10分で飽きてきます。

 

だからこそ、男が電話で30分以上楽しんでいる、という状態のは、2人の会話がからんでいる証拠。『喫茶店で2時間もつ』以上に、信頼のおける指針なのです。

 

それでも、「電話で盛り上がっても、直接会って、やっぱかわいくねえなって思われちゃったらどうしよう……」と不安になっているかもしれない、いたいけな女子の皆様に、今回は格言風にメッセージを残したいと思います。

 

男とは、「こいつヤレるかも……!」もしくは「このコ、超話が合う……!」と思った女のことが5割増でかわいく見えてしまう生き物のことをいう。(霜田明寛 1985-)

 

いやあ、今回は徳が高いこと言っちゃったなあ……さっ、町田のテレクラでも行ってきますかね!

 

Photo by Pinterest

霜田明寛
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