恋愛

2013.10.21 UP

元カレに執着しない女は「思い出を大事にできないダメ女」なのか?【後編】

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環境が変われば価値観も変わる、世界が変わるとはそういうこと

あるとき、同業者と付き合っていたことがあった私は、失恋してしばらくは「あーもう! あんなかっこよくて優しくてお金持ちで起業経験もあって学生のころはテニスもうまくて高校時代は全国●位の実績もあって芸能人とも友達だったし……」(←ここらへんから本当にどうでもいいと思う)なんて気持ちに陥り、

「こんな人は他にはいない! よってもう二度と結婚しない!」という極論に至ったことがあったわけですが、私はそれから転職をしました。

 

私は完全な異業種への転職だったので、自分の世界が180度がらっと変わったわけです。

しかもそれがものすごく楽しい世界だったものだから、それまで自分がいた世界が急に色あせて見えるのですよね。で、色あせてみててしまう世界の住人であった彼も、急につまらない人に思えてきました。

 

私の2股実験コラムを読んでくれた人はご存知かと思いますが、ちょっと前の私はとあるグラフィッカーくんが好きだったのですが、その理由もまた「こんなかっこよくて才能があってしかも絵が上手い人なんてどこにもいないわい」などといったものだったのです。

当時、転職したてだった私は仕事柄、周りにそんなに芸術面の才能に秀でた人っていなかったんですよね。

極端な話、これから自分が飛び込もうとした世界をチラ見できたことが、物珍しかったのあるし楽しかった。

 

でもそれから私は仕事が増えて、知り合いがたくさん増えた。

今ではグラフィッカーも、なんとか探せばいくらか見つかるぐらいの世界に住んでいるし、それを見つける人脈もあります。

すると、かつて私の世界の中心に君臨していた彼はその座から落ち、私は「あの位の人は探せばいくらでもいるのではないか」「ていうか、そもそも絵がうまい人を好きになることで、私にとって何かメリットあるの?」などと冷静に思うようになるのです。

世界が広がると、今まですごいと思っていたものが、そうでもなってしまう。つまり、世界の変化に伴い、価値観が変わったのでしょう。

メルヘン 可憐子

メルヘン可憐子

(コラムニスト/エッセイスト)

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