恋愛

2014.03.01 UP

35歳・エディター・世間の評判:いい人なんです。

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【まみ。の”男の裏の顔”バラします vol.7】 35歳・エディター・世間の評判:いい人なんです。

「キャバクラって、疑似恋愛するところなんでしょ?」

まさか! それは時代錯誤な考え方ですよ。来られる男性が十人十色のように、目的も人それぞれなんですから。

さて今回の主人公はどういう目的で、キャバクラへ足を運んだのでしょうか?

 

彼の人柄は「空気」で分かった

パっと見で「いい人」って分かる雰囲気を醸し出している男性、いますよね……。「よっぽどヒドいことしても、もしかしたらこの人は怒らないかもしれないだろう」と、雰囲気から感じる人。

1人でお酒を作り、ちびちび飲みながら女の子を待つ彼は、まさに”いい人”の空気を纏っていました。

 

一緒にお話をさせて頂いても、その空気は変わりません。ただ……ずぅーっと、このままなんです。”いい人”のまんまで、全くつまらないのです。

仕事に関するお話も、愚痴とかキャリアアップとかではなく、会社でこんなことがあったなどの話ばかりだし、「大変なんですね」と言っても返ってくるのは「キャバクラの方が大変でしょ? でもありがとう」という、まさにいい人が言いそうなこと。

 

プライベートも実家暮らしで、家族全員でおばあちゃんの介護をしながら生活しているという、これもいい人がしそうなことだし……。いつもキャバクラで見ている男性の裏の顔が全く出てこないんです!

 

良いことなのかもしれませんが、こちらとしては面白みがなくつまらなくなってきたので、「早く1時間経たないかなぁ~?(知らんうちに指名されていたのです)」なんて思っていたら時間が!

お時間ですが、どうなさいますか?」 心の中でガッツポーズしつつ、もう帰りますよね? 的な雰囲気を出しながら、たっぷりの営業スマイルで聞いてから、が、本当の地獄の始まりでした。

 

どうしようかなぁ~? と言いながら、いい人は全く決めてくれないのです。ずっと「どうしようかな~?」しか言わない。

あげくの果てには「まみ。ちゃんは、どっちがいいの?」と私に決定権を譲ってきたのです。

そりゃあ私としては延長してくれた方が儲かるので嬉しいけれど、でもあなたとこれ以上どう接したらいいか悩んでるしなぁ……と考えつつ、私はお金を選び、「延長しましょうか!」と彼に申し出てしまいました。

これが最悪の選択で、ボーイの方が延長確認にくる度に、どうしようかなぁ~? のくだりを繰り返さねばならなくなってしまったのです。

 

この時に私は確信しました。

この人は“決めきれない男”という一面を兼ね揃えた、いい人なんだと。攻略方法としては、ひたすら彼の話を聞き続けてあげることです。

“いい人”は基本的に人畜無害ですが、あまり長く話を聞き続けると、知らず知らずのうちにこちらが精神的ダメージを追うことになりますので、お気をつけください。

 

多分「いい人だから」と思って話をし始めると、延々と続くので、だんだんと人も離れていったのでしょう。それで話を聞いてくれる人がいなくなったのでキャバクラへと足を運んだんだと思います。

 

メンタルが弱い私は、1~2回お話したらギブアップしたくなり、お店の他のキャバ嬢に彼を譲ってあげました。そうすると、その子も手に追えなくなって、他の子に。

お店の女の子をひと回りする頃には、私はやめてしまっていたので彼がどうなったのか分かりません。

いい人だから、どっかで話を聞いてくれる女の子を見つけていることを願って。

 

Photo by Pinterest

まみ。

辰巳 まみ。

おうちワーカー/Lifeライター

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