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2013.08.19 UP

おとぎ話に喝!王子様と結婚したお姫様は、本当に幸せになれたのか

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小さい頃に読んでいた絵本を読みかえしてみると、たいてい、主人公のお姫様は「王子様と結婚して幸せになりました」というハッピーエンドで完結しています。

まさか、キャリアウーマンになって一生独身で幸せになりました、なんてお姫様が登場する絵本はありませんよね。

 

こうしたおとぎ話は、わたしたちの幼い心にも、「ああ女は素敵な男と結婚すれば幸せなんだ」という認識を植え付けたのだと思います。

 

おとぎ話が悪いというわけではありませんが、このように、古くから女の幸せイコール愛されて結婚する、という図があったからこそ、このような物語ばかり溢れていたわけですね。

 

絵本を読んだ女の子は、いずれ大人になり婚活をはじめることになる。いつか絵本で読んだ王子様に出会えることを信じて。

 

わたし自身も生きている中で、何度か王子様らしき人に出会う機会はありました。実際プロポーズを受けたこともあったような気がします。

しかし、わたしは思ったのです。

 

絵本には確かに「お姫様と王子様が幸せになった」と書いてありますが、しかし、それから先のことが何も書いていない。

どんな夫婦生活を過ごして、それのどこが幸せだったのか。私たちが知りたいのはそこだというのに!

 

それすら書いていないのに「結婚して幸せになりました」なんて書かれていると、結婚したことそのものが幸せだった、という風にとれます。

いくらなんでもそれは安易すぎやしませんか?

 

そこでわたしが考えたのは、幸せというのは、結局、誰かが与えてくれるものでは満たされきれないのではないか、ということ。

 

結婚して幸せだと思うのは、結婚相手が自分にとっての幸せを持っていて、分け与えてくれるから幸せだと感じることができるのです。(幸せをお金に言い換えると途端にわかりやすくなるね)

 

でも、いくら愛があろうと、旦那は所詮他人であることは変わりません。自分のことをすべて分かっているわけではないのです。

与えてもらえるものが少しでも違って、ちょっとでも期待に外れると、とたんに「こんなはずじゃなかった」となるわけです。

 

それもそのはず、「この人は私のことを幸せにしてくれんじゃなかったの?」と思うから、こんな風にこじれてしまうのです。

 

幸せは、誰かが与えてくれるものではない。

なぜって、あなたにとっての幸せってあなたにしかわからないから、それを他人にすべて分かってもらって、与えてもらうことなど不可能なのです。

では人はいったい、なんのために結婚をするのでしょうか。

 

幸せになるためでないとしたら、結婚する必要とは?

これはまた、難しい話になってきそうなので、別の機会にでも話すとしましょう。

 

Photo By Ventry

メルヘン 可憐子

メルヘン可憐子

(コラムニスト/エッセイスト)

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