ハピネス

2014.03.23 UP

30代で優等生であることを卒業!30代からハッピーになれる事

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この『ANGIE』に「ANGIE海外特派員のしあわせ考」というリレー連載を置いたのは、もしかしたら、日本に住んでしあわせと言えるには、一度、海外から日本を客観的に見つめ、検証をしないといけないのではないかという、ぼくの仮説があってのことでした。

 

テレビや新聞などで報じられる日本の大企業の失態や、政治家の失態は、(あまり社会学や政治に詳しくないから仔細に書けないものの)どうやら「誰もが責任を負わなくていい日本社会のシステム」が原因ではないかと思います。

大企業に勤めている人であれば、「誰もが責任を負わないでいいシステム」が、どういうものか、肌でよくわかると思います。

 

ぼく自身、20歳からシンガー・ソングライターに作詞を師事しており、当然、師事しているだけでは食っていけないので、日本を代表するような大企業で派遣で仕事をしていましたが、誰もが責任を負わないでいいシステムは健在だったし、そのシステムに大多数の人は多少なりとも文句があるようでしたが、誰も表立って文句を言っていなかったと記憶しています。

 

歴史を遡れば、「東京裁判」というものがあり、毎年、終戦記念日が近くなると、NHKが裁判を検証するような特番を組みますが、番組内でなにか目新しい歴史的発見があるわけでもなく、誰それは上司に言われてこうしたとか、しなかったとか、その上司はそうは言っていないなど、死者が聞くととても納得しないだろうというようなことが会議室のなかで起こっていて、それを裁判にかけたときにどないやねん? というような番組です。

 

30代で優等生であることを卒業して、たとえば海外に住んでみるとか、したい仕事をするとか、こういうことはわりと大事なのではないかな? と思います。

 

もともと優等生であったためしがないという人には関係のない話かもしれませんが、多くの人は受験勉強をして、それなりに受験を乗り越えてきているわけですから、どこかのタイミングで優等生的な思考回路になっているのではないかと思います。

学力が高い優等生もいれば、空気を読むのがうまくて、学力や仕事の内容はそこそこだけど、一応、言われたことのアウトラインはうまくなぞっているという優等生もいればさまざまですが、とにもかくにも、この世は優等生だらけのように思います。

 

『ANGIE』のまわりの人々としか、最近、話をしていないので、『ANGIE』の周辺の人々に限って優等生(あるいは元優等生)なのか、社会全体にそういう傾向があるのか、定かではありませんが、『ANGIE』は不特定多数の人に門戸を開いているので、社会の風潮として、みんな人の顔色をうかがいつつ優等生的に暮らしているのかもしれません。

 

優等生的に暮らさざるを得ない理由って、誰でもたくさん挙げることができると思いますが、非優等生として生きる理由って、「それってエゴだから」とか「もっとオトナになれよ」というひと言で一蹴されかねないというのも、日本の社会の風潮ではないかと思います。

優等生という生き物は「人の期待に応え続けている」生き物なので、ある日突然、期待に応えなくなったら、人から恨まれることもあります。心底がっかりされて口をきいてくれなくなることもあります。

それでも非優等生として生きる美人で賢い女史がいないと、この世はツマラナイと思うのです。大きく出れば、この国は滅びるように思うのです。

 

Photo by Pinterest

ひとみ しょう

ひとみしょう

(小説家/作詞家/ANGIEシニアライター)

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