ハピネス

2014.03.16 UP

「青い鳥症候群」から卒業しました!求め探し続けた20代を卒業

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青い鳥症候群(シンドローム)……「幸福の『青い鳥』を求め探し続ける旅人のように、『もっと自分に適したものがあるに違いない』と定職につかなかったり転職を繰り返したりする、漠然とした思考パターンのこと」。

言葉どおりに理解すると、まるで忍耐力がない人を指しているようにも思えてしまう「青い鳥症候群」ですが、20代という時期に、この症状を経験している人って、案外多いのではないでしょうか。

 

理想とする自分と、現在の立ち位置とを比較し、焦り、落ち込み、また奮起する日々。

心軽やかに生きている(ように見える)人はこう言います。「幸せはすぐ足元にある」、「当たり前のことに感謝せよ」……この意味を、昔はまったく理解できませんでした。

今ある日常はそれなりに楽しい。でも自分は「もっと」を求めている。だからもがいているんだと。

 

「青い鳥」を、夢や目標といったものに置き換えるのならば、それを求めるのは、いくつになっても悪いことではないと、個人的には思います。人の数だけ生き方がありますし、何が正しい、正しくないということもないはず。

それなのに、どこか閉塞感がある。……どうして?

 

そんなことを考えていたある日、舞台役者をしている友人と会話の中で、彼女が「毎日欠かさず家で筋トレやヨガをやっている」という話をしていました。また、とある劇団へ入るために、その劇団主催の舞台を見学して求められている方向性を研究している、とも。

 

そこで、わたしは、ようやく自分のまちがい(かんちがい)に気付くきっかけを得ました。

 

ひとつは、私は青い鳥がやってくるのを待つだけで、自分から飛行ルートを掴みにいこうとしていなかったこと。

つまり、自分の夢や目標に対して、絵空事を浮かべたり他人の成功体験をうらやんだりしているだけで、自分に足りないものを補う具体的な行動を起こせていなかったんです。起こしていたとしても計画性のないものばかり。

 

もうひとつは、青い鳥は「突如現れる」と思っていたこと。そして、青い鳥の元へ一足飛びで向かおうとしていたこと。

英語や楽器演奏を上達させたい場合、一日さぼると三日分後退すると言われています。

いつになったら報われるかも分からない地道な努力をかさねる日々に退屈を感じ、何かきっかけを掴んでも、いつも途中で投げ出してたんですね。

 

現段階での自分のスキルや経験を照らし合わせて、何が足りないのか、どうやって補えばいいのか。自分自身を分析しながら、ロジカルに青い鳥がいる方向へ進む。

そして「今はこれをやる時期」と決めたらやり通す。ただやるだけじゃない。徹底的に、です。

 

すると、ふしぎと閉塞感から解放されていきました。ややこしく考えることなく、今やるべきことをやっているだけで、気分が前向きになるんですね。

始めることはカンタンでも、続けるのって本当にむずかしい。仕事でも、恋愛でも、人間関係でもきっとそう。

 

「青い鳥症候群」の症状が、「求め探し続ける」ことにあるとするならば。

青い鳥が「実は近くにいた」ということに気付ければ、これ以上幸せなことはありません。いま手にあるものを、どうやったら逃がさなくて済むのか。どのように育て、慈しむのか。そんなことに思考や時間を費やしたい。

 

そうではない場合。30代は、青い鳥を、追い求めるのでなく、確実に「仕留めにいく」。何とも物騒な表現ですが、そのイメージの違いだけで、日々の行動への落とし込みも、ちょっと変わった気がする今日この頃です。

 

Photo by GATAG

MIKA Hirai

MIKA Hirai

(エディター/ライター/トラベルキュレーター)

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