ハピネス

2014.06.03 UP

これから結婚・出産する女性が「かならずぶつかる」問題点

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今後50年のうちにものすごく高齢者が増えて同時に人口が減るということがときどきテレビのニュースや新聞で報道され、たいていは「どうにかしないといけませんね」という識者のコメントがくっつけられます。

人口が減ると、住みやすくていいのではないか? という意見は、マスメディアではあまり聞かないです。たとえば渋谷のスクランブル交差点。あるいは週末の原宿。あんなところ(!)、人が多くてどうしようもないわけで、人口が減ればいいなあと思うひともいると思いますが、そういう意見はあまりメディアに乗らない。

 

先日、居酒屋の「ワタミ」が上場以来、はじめての赤字になったと報道があり、識者が若者のビール離れの視点から論じていました。全国どこに行ってもおなじサービスを受けることができるチェーン店は、思えば団塊の世代やその下のバブル世代のように、ものすごく人口が多かったところに向けてのサービスという側面も大きいようで、少子化のいまとなっては、「効かない」のかもしれません。

 

もっとも50年後、ぼくが生きているかと言えば、おそらく生きていないわけで(89歳まで生きる自信はまったくない)、去ってしまってまでこの世を憂うこともないわけですが、これから結婚して出産するひとは、大変だろうなと思います。

だって、日本の国って、戦後ずっと「国力増強」と言っているわけで、戦後50年以上経っても、時代錯誤のように「国力増強」なわけで、人口が減っているので、ヨーロッパの小さい国のように、のんびりと国を運営していきますわ……と、国家は言わないでしょう。歴史を見ればこういう仮説が出てくると思います(歴史は繰り返す)。

 

JRじゃあるまいし、人口が多いと儲かり、少ないと万年赤字という商売の方法を、誰かがどうにかしたほうがいいと思いますが、先にも書いたように、死んだあとまでこの国を憂う必要もないと言えばないのですが。

 

今日も「アンジー」をお読みくださり、ありがとうございます。それにしても、みんなどこまで先のことを考えて結婚したり出産したりしているのかなあ。

 

Photo by Pinterest

ひとみ しょう

ひとみしょう

(小説家/作詞家/ANGIEシニアライター)

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