ハピネス

2014.05.19 UP

働く事の本質 ~雑用がイヤなので仕事を変えたい〜

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この『ANGIE』では、できるだけ打ち合わせの数を少なくするようにしています。もちろん会って喋らないとわからないこともあるし、今の時代、むしろそういうことのほうが大切だと思うので、読者向けのサービスとして美創家にして名カウンセラーの橘瞳子先生のセッションなどを行っているわけですが、編集部内の打ち合わせは極力少なくしています。

 

打ち合わせの回数を減らすとなにが起こるかと言えば、まずメールの量がものすごい数になります。ちょっとした報告のメールからはじまって、返信するのにすごく時間がかかる企画に関する相談メールまで、毎日数十通のメールが来ます。

打ち合わせの回数が少ないので、お互いが考えている「ニュアンス」までを丁寧に読み取ったりメールに書いたりしないと、あらぬ誤解が生じることもあり、メールの返信には、ぼくはかなりの時間を費やしています。

 

先日、スタイリストの森田文菜さんが、ファッション誌まわりの裏事情として「やり手の絶対女王である編集長」と書いていましたが、Webの編集長としての個人的な意見を申し上げれば、Webに女王も帝王もなく、ぼくはただの雑用係が編集長だろうと思っています。

 

その昔「お茶くみとコピーとりに飽きて仕事を辞めたい」という女性がたくさんいたようですが、仕事ってなんでもミクロ的に見たら雑用の集積だろうと思います。

そういう細かいことをあげつらって「仕事がツマラナイ」と言うのであれば、編集長の仕事だってたぶん相当にツマラナイ。なにか問題が起こったときに、真っ先にわびに行く仕事と、ふだんの雑用以外はなにも仕事がないわけだから。

宣伝のようになって恐縮ですが、この『ANGIE』で「誰かのために、生きる。~はたらくということ~」という不定期のリレー連載をはじめたのには、このような背景があります。

 

非正規雇用者が全国で2,000万人を超えていると言われています。そのなかの多くのひとは、おそらく決済権のない仕事に就いているのだろうと想像します。

 

仕事って、ミクロ的に見ると、どの仕事も雑用の寄せ集めのように見えますが、マクロ的に見たときに誰かの役に立っていたらそれでいいのだろうと思うのです。

と思えば、雑用という仕事はなく、それぞれに意味のあることを誰もがやっているということではないかと思います。

 

Photo by Pinterest

ひとみ しょう

ひとみしょう

(小説家/作詞家/ANGIEシニアライター)

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