ハピネス

2014.01.05 UP

「良縁」のつくりかた「女性の心ってなんですか?」vol.5

LINEで送る
Share on Facebook

9970f84981c5320f4012fdf0443eb4e2

ひとみ:今年の干支は馬だから、馬のごとく、ちゃんと風を感じて、走るときはしっかり走ることが大事だということですね。行動してお腹が減ったらちゃんと温かいものを腹八分食べて、お腹を温めて。

 

橘:(笑)そうね。行動した結果生まれるのが人の縁ですからね。

相手のことを先生だと思えば、教えてもらえることがいっぱいあるし、なんとなく波長が合わない人でも自分にプラスになるわけで、どんな人も、どんな縁もそれぞれに大切なんじゃないかと思います。相性の良い人ばかりだけじゃなくてね、合わなそうな人も大切

どんなご縁でも「ありがたいな」と思えるようになると、人間的に大きくなって人生観が変わってきます。

 

ひとみ:苦手な人と会ったら、感情的に反発し合ったりというようなことになりがちじゃないですか。特に若いうちって。先生のような御年齢になってきたら、なに考えているのかなとか、相手のことを冷静に分析しちゃったりするんですか?

 

橘:何を考えているのかというよりも、この人はこういう性格なんだなと思うんですね。この人はこういうものを大事にしていて、こういうものが好きなんだと、お互いに波長が合うところでお話をするという感じですね。合わせながらお話をする。大人だからね。

 

大事なのは、自分にない考えを受け入れるということです。それが大人になるということなんですね。若いときは「好きじゃないからいいわ。やめておこう」って思うところがあったとしても、大人になれば自分の知らない世界を教えてもらうという気持ちになってきますね。

 

ひとみ:幾つぐらいのことからそうできるものなんですか? 人にもよると思いますけど。

 

橘:私は20代の頃からカウンセリングをしていましたから、仕事において、そうせざるを得なかったような……。人生相談をされているのに、相手のことを否定したら話が始まらないでしょう?

苦手だなと思う人も、確かにいますよ。苦手な人も「だから」私の前にいるのかなと思いますね。

 

ひとみ:だから?

 

橘:この人は社会的にイメージが難しいかなっていう人がいますでしょ? コミュニケーションにおいて。

そういう人が私の前に座るということは、「だから」私と話をしているのかなと思う私がいますね。たぶん他の人だったらお話しないのかなと思うんです。なんかわかってあげたいという部分があるんです。

 

例えば社会のなかで異質だなと思われている人がいるとしたら、その人はその人なりのいろんな考え方があるわけですから「この人はこういう考え方なんだ」と思えばいいのです。私の考え方はこうだけど、●●さんの考え方はこうなんだと考えればいいだけの話なんです。

お互いに認め合うということが1番うまくいくんじゃないかな。その人その人で生き方が違っていいと思いますし。

多様性を受け入れられる自分があるかないかの違いです。自分と考え方が違うとダメだというんじゃなくてね。

 

ひとみ:多様性を認めるってすごく大事ですよね。『ANGIE』のような媒体だって、多様性を是としないなら、どんどんやせ細ってくるでしょうしね。多様性を認めつつ、ひとつの方向に全員を走らせる能力は、ものづくりにおいて必須かもしれないですよね。

みんなが好きなようにご機嫌でやっているんだけど、結果的にひとつの方向に向いているものが生まれるという、なんともマジックのような手腕がほしいところですよ。

 

橘:そうね。ポイントはね、人生は常に移ろいゆく季節と一緒だということ。自分が今どの状況にあって、何をするべきかが分かると、人はいきいきと輝くものなんですよね。

結局はこころって愛だから。その人が持っている愛が、他人の話を聴くんです。愛が人を許し受け入れるんです。

許す愛もあるし、守る愛もあるし、守られる愛もある。厳しさも愛ですよね。ですから愛を持って行動するということ、そうすることでこころが輝いていくんじゃないですかね。

 

ひとみ:じつは2014年は愛をテーマに『ANGIE』をやっていこうかなとひそかに思っていまして。そろそろ小説も書かないといけないので、小説のテーマも愛かなと。

もっともあらゆる創作物から愛を抜いたら、なにも残らないとも思いますしね。簡単言えば、誰かのために自分は何ができるのかなというのを去年の暮れからずっと考えています。

 

橘:インターネットの中の自分というのは、見えない人に対して発信している。どういう人達に見て頂いているのかがわからない。見えない人達に向けてみなさんいろんな物を書いたりお話をしたりするわけで、だからこそ、言葉の力はとても大きいので、見えない相手に対して元気をあげたり、幸せな気持ちになっていただいたりという作品ができたらとても素晴らしいですね。

 

ひとみ:そうですよね。去年1年でわかったことのひとつに「ちゃんとまっすぐな想いを込めて書くと、読者って誠実に反応してくれる」というのがあります。

ウエッブ上にはいろんなサイトがありますし、雑誌も新聞も、たくさんの媒体と呼ばれるものがあり、どれも言葉を使ってできています。しかし言葉の原点である「言霊」を心底信用して、こころで読者とつながろうと切望している媒体って、そうたくさんはないんですよね。

 

橘:こころにすっと入ってゆく言葉や文章を生み出すことって、とても大事ね。私たちは自分の国の先達たちが大切にしてきたものをもっと大切にするべきなんじゃないかなと思いますね。

言葉だったら言霊。言葉は、その昔、神様との通信に使われて発達してきたもので、大事に選ぶ、お伝えするというのが基本です。言葉を発するときは、一呼吸置いて、相手を思いながらお話をするということが大切よ。

人間は弱い生き物だから、愛を持って行動できる人はきっと幸せだと思います。

 

ひとみ:何かを愛していたいんですよね、僕らは。

 

橘:だからペットを飼っていらっしゃる方とか、凄い淋しがり屋じゃないんじゃないと思いますね。

 

ひとみ:何か愛するものがないと、人は生きていけない

 

橘:私は最近、一期一会という言葉がとても好きなんです。どんな方にも一期一会の精神を持って接しているつもりなんです。たくさんの人達とお会いするので、そういう意味では私の場合は毎日が一生のような気がしますね。

お肌もそうですけど、新陳代謝が大切。こころの新陳代謝とは、いろんなことにこだわりすぎて次の日まで持ち越さないということ。次の日は新しい自分で仕事に向かう。

これは意外とできそうで難しいんですよ。だから少しずつ年齢と共にそぎ落としていくようにしないとね。30代のうちは、まだ欲が強いから、難しいかもしれません。

欲って、いろんなことを経験して「いらないもの」を知らないと、なかなかそぎ落ちてくれないので。

しちゃいけないことと、絶対に必要なこと、これからの私にとって大事なものを知るための勉強をしないとね。

だからなんでも中途半端にしないでちゃんとやった方がいい。恋愛も自分でぶつかって好きな男の人が出来たら一生懸命恋愛すればいいと思います。変に駆け引きしたりせず、素直な女の人でいることが1番いいんです。

 

ひとみ:素直さは大事ですよね。

 

橘:ずっと待っていると今の男性はなかなか言い寄ってこないので、自分からアタックして、ダメだったら違う人を見つけて。

出会いが欲しいなと思ったら出会えるような場所を探して、言葉をかけてもらえるような自分でいるということ。

ここで間違えないでほしいのは、華美というよりも、男性が声を掛けやすい雰囲気を大切にして、美しくなるということ。最初にお話した「わきまえる」ということね。謙虚さ。それを表現するのに大事なことは清潔感。

あとは自分らしさ、華やかなものが似合う人は華やかなもの、可愛いものが似合う人は可愛いもの、大人っぽい雰囲気が似合う人は大人っぽいように、その人の個性に合わせていけばいいと思います。

 

教養を身に付けていけば内側から出てくるオーラみたいなものが身についてくるじゃない。年齢ではないと思います。いくつになってもおおらかな人は沢山いらっしゃるし、若くても何も感じない人もいらっしゃいますし、赤ちゃんでもどうしたらいいかわからないくらい可愛い子もいますよね。

赤ちゃんの笑顔とか、ああいう屈託のない笑顔で「おはよう」とか「ありがとう」と言われたら、モテるんじゃないかなと思いますね。モテるというよりも人気者になるんじゃないですか。

 

ひとみ:清潔でさわやかに生きる。

 

橘:見せるばかりが色気ではありません。隠す色気、これが大切です。これが身についたらとってもいいと思いますね。見えないからこそ色っぽいと思うんです。それを間違えている人が時々います。なるべく見えない色気も身に付けてほしいなと思いますね。

 

ひとみ:先生、そろそろお時間ということで。

 

橘:今年はひとみさんもご縁を大切にして……。

 

ひとみ:人に尽くす1年にしようかなと思っています。『ANGIE』のライターさんって40名ちかくいるので、40名全員に尽くせたらチャイコフスキーの交響曲のように繊細かつ情熱的で叙情的でロマンチックないい年になるかもしれません。馬車馬のように走らないといけませんが。先生にも尽くしますので、時々は馬車馬ににんじんを与えてやってください。

 

橘:お互いに素敵な1年になりますように。皆様が幸せでありますように。

 

 

【取材協力】

橘瞳子(たちばなとうこ)

Screenshot_2

美創家(美容家/カウンセラー)

27歳で美創家として独立。大手化粧品メーカーのビューティーアナリストとして、日本全国でサロンを展開。社員教育やブランド育成に関わる。

美容と人生相談を融合させた「人をより良く導く美容法とカウンセリング」を確立し、男女ともに人気を博す。

企業のブランド育成や、社員教育、個人カウンセリングともに、必ず良い結果が出ると、業界内外から高く評価されており、面談希望者が後を絶たない。

著名人からOL、サラリーマン、おばあちゃんまで、これまでにカウンセリングを行った人は20万人以上にのぼる。

カウンセリングなどの申し込みはANGIE編集部気付。

 

photo by Pinterest

ひとみ しょう

ひとみしょう

(小説家/作詞家/ANGIEシニアライター)

≫このライターの記事を読む

LINEで送る
Share on Facebook

アプリで、ANGIEがもっと快適に。

  • お気に入り機能で便利に読める
  • プロライターによる最新情報が充実!
ページの先頭へ