ハピネス

2014.01.11 UP

キャバ嬢にプレゼントを相談する「やり手資産家ビジネスマン」

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【45歳・資産家・世間の評判:隙がない、やり手ビジネスマン】

 

キャバクラのイメージといえば、疑似恋愛(男性にとっては本当の恋愛)を体験できる場であったり、日頃のストレスを発散するはけ口というものが一般的でしょう。

私が働く前も、働いていた時も、そのイメージは変わることはありませんでした。でも、上記とは違った場所としての意味合いで価値があるんだな、と知れたことは、従業員だったからこそ知り得たものでしょう。

私にキャバクラの新しい可能性を教えてくれた方が、今回の主人公です。

 

 どうしてキャバクラに来られたんですか?

パッと見て、「仕事出来るな。お金持ってるんだろうな。」という雰囲気が漂っていました。見た目はなんだかシュッと凛々しくて、紳士で、オシャレなおじさま。

普通の世界でも十分おモテになるはずのあなたが、なんでキャバクラなんかに?

そんな想いを持ちつつ、「ジェントル」の横に座った私は自己紹介もそこそこに、「なんで、ここに来たんですか?」と、考えていたことをそのまま口に出してしまったのです!(マズいんですよ。)

場の空気も、私も、凍り付いてしまった中、ジェントルがひと言。「今、君くらいの年齢の子には何が流行っているのかな?」と。

 

なんのこっちゃか、わからず固まっている私に対し、つづけて「娘がそろそろ誕生日なんだけど……」と照れくさそうに相談してくる彼。どうやら見た目の通りにバリバリお仕事をされているビジネスマンらしく、仕事を1番に考えているため、子供のことなど奥さんに任せっきりにしているそうだ。

今までは娘さんの誕生日に何をあげていいのかわからず、娘さんが小さい年頃のときから現金をそのまま奥さんに渡していたとのこと。今年も同じようにしようとしたら「たまには娘のことを考えろ!」と怒られたようです。

しかし、本当に何をあげれば喜ぶのか、仕事ばっかりの日常を送っている自分にはわからないし、インターネットで探そうにも今度は選択肢が多すぎてわからない…………そうだ! キャバクラに行こう。キャバクラの子なら年齢も近いはずだし、自分のようなオジさんが来ても変には思われないだろう! ……ということで、私にプレゼントの相談をしているんだと言う、ジェントル。

 

ビジネスでは瞬時に決断を下していく「ヤリ手な男」のハズなのに、家に帰れば娘のプレゼントひとつで悩みまくってしまう「ダメパパ」という、裏の顔を持っていたのです! ずいぶん年下の私からすると彼はかなりオジさんですが、それでも思わず「可愛いなあ」と感じてしまったのは仕方ありません。皆さんでもそう思うと思います。

私は娘さんの特徴や、ふだん家でどんな洋服を着ているかなど事細かに吸い上げまして、いまの流行と娘さんがきっと喜んでくれるだろう物をアドバイス。彼は必死にそれを携帯のメモ帳に打ち込んでいました。本当にありがとう!」と言ってほくほく顔で帰っていかれました。

 

ジェントルらしく後日談もあり、数週間後ひょっこり現れて、バースデーパーティーの報告をしてくださいました。どうやら贈った物を喜んでもらえたようで「今日は何でも頼んでいいからね!」と、プレゼントを私にもくれたんです。キャバクラは恋愛や、ストレス発散のためだけにあるんじゃないんだなあ、としみじみ感じました。男性主体で行われる社会の影で、女性の気持ちをわかろうと男性が努力する場でもあるんですね。

 

まみ。のガツンと言わせていただければ

彼のような純粋な悩みを抱えている男性には、真剣に話を聞き、真面目に対応するのが一番です!

相談に対して真摯にきちんと乗ると、次回はその報告に来てくれるというキッチリした方が多いです。また、こういう方は人間的にも良い方が多いので、キャバ嬢としてはありがたいですね。

うかがったお仕事の話も、勉強になることが多かったです。今は娘さんと、うまくいっているのかなぁ~?

 

photo by Pinterest

まみ。

辰巳 まみ。

おうちワーカー/Lifeライター

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