ハピネス

2015.04.02 UP

子供のいる女性が母親ではなく一人の女性として認められるには?

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Sad pregnant woman

昨年から何かと話題になっている、こちらの動画をご存知でしょうか。

世界で最も過酷な仕事」と銘打ったニセの求人広告の応募者に、面接官が仕事内容を説明するというストーリーです。

 

仕事の内容は過酷を極めており、座ることも休むことも許されません。

基本的には365日休みはなく、24時間体制でのスタンバイが求められます。

その上、お給料はなし。

そんな仕事があるはずはないといぶかる応募者に、面接官が言ったオチは「その仕事は、お母さんです」というもの。

この動画に、グッときた方もいるのではないでしょうか。

 

「お母さんなんだから」の呪縛

Happy family together

動画を観た方の多くは、母親に感謝の気持ちを抱くことでしょう。

お母さんは素晴らしい、ありがとうってね。

 

でも、「お母さん、土日は休んで良いよ」と言える人が、どれだけいるでしょう?

 

お母さんなんだから家族に尽くすのは当たり前? お母さんなんだから自由な時間はいらない? お母さんなんだから、お母さんなんだから……

日本に限らず、母親に家族への献身を求める風潮は、根強いですよね。

 

個人の欲求は抑えて、「母」に徹するべきなのか?

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道端アンジェリカさんがテレビ番組で発言した結婚観が賛否両論を巻き起こしています。

とくにマスコミが取り上げたのは「週に1度は男と女に戻りたい。子どもは絶対、ベビーシッターに預ける」というくだり。

 

子どもを他人に預けて、自分はおしゃれなレストランで食事なんて、母親としての自覚が足りないという意見が寄せられているようです。

みなさんはどのように感じましたか?

 

お母さんが、怖がっているもの

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母親が自分だけの自由な時間を求めると、子どもがかわいそうだと言われてしまいます。

子どもを盾に取られた批判は、母親にとって何よりも恐ろしいものです。

 

本当は、眠いときに寝て、読みたいときに本を読んで、たまにDVDだって観たいけれど、それは贅沢な望みというもの。

唯一認められる自由時間は、仕事の時だけです。

 

それも家族のために働くという大義名分があるからこそ、認められること……。

なんだか少子化問題を加速させてしまいそうですね。

 

この社会で子どもを持つには?

happy family  mother and baby daughter play on nature

子どもが無条件にかわいいことは事実です。

だからって母親としての存在価値しか認められない人生は、やっぱりちょっと悲しい。

 

結婚しても、母親になっても、仕事に復帰してもしなくても、女性が一人の人間として社会に認められること。

そんな社会を求めるのは、高望みでしょうか?

 

近い将来、母親になるかもしれない女性のみなさんにとっても他人ごとではありません。

みなさんは、それでも子どもを持ちたいと思いますか?

平 理以子

平 理以子

バリ島在住フリーライター/コラムニスト

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