ハピネス

2014.05.24 UP

「茶道はライフタイルの哲学」日本人の極意とは?

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今年初のお茶の夏稽古へ行って参りました。

床の間の掛け軸は「佛心」が掲げられていて、初めてお目にかかりました。

それもそのはず。先生は10年前に作られたこの掛け軸を、ご主人の一周忌の5月に初めてお披露目されたのです。

 

お点前やお道具に目を奪われがちですが、茶会に欠かせないものは掛け軸です。

なぜならそのお茶席のテーマになるからです。掛け軸は亭主の想いを表します。今で言うところのキャッチコピーのようなものです。

 

「佛心」とはひとりひとりの他人に対する思いやりの心から芽生えるものであり、すべてを人のため、人のためと計らうことの意。

 

先生はご主人を亡くされてから社中に支えられ、悲しみを乗り越え今があると感謝の気持ちをお持ちです。また亡くなったご主人への感謝の気持ちも持っておられます。

これから多くの方にご恩をお返しするつもりでお茶を教えていきたいというお心もあり、それらの想いをひとつの掛け軸に込められていました。

 

茶道はライフタイルの哲学であると言われます。

茶は服のよきように点て、炭は湯の沸くように置き」と、利休が掲げた茶の湯の精神にあるように、お茶は日本人の「もてなし文化」の最もたるものであると同時に、嗜好品でもあります。

 

お茶席とは、お茶という嗜好品を介して、人と人が交わる場所。お茶を飲むということは日常のことですよね?

お茶しよ!」、「お茶しに家にこない?」このような会話が飛び交う日常の中に、自分なりのもてなす心を込められるかどうか?

相手と素敵な時間・空間をつくるためにどう工夫するか?

あなたの考えやあなたらしさを表現できるツールが「お茶」です。

 

一服のお茶をいただく、もてなす、もてなされる中で季節を感じ、人間にとって大切なものに目を向けていく茶道。

 

「茶道」と言えばカタイイメージがありますが、堅苦しいイメージが少しでもやわらかくなりましたでしょうか?

次回は日本を代表する文化「茶の湯をこころ」を見ていきたいと思います。

 

Photo by Pinterest

青山 愛里
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