ハピネス

2014.05.01 UP

新入社員には「なぜ?」を教えないと成長しない!

LINEで送る
Share on Facebook

a661c9d1d241adf76dfe3fb95a63cd18

本業は講師をしている筆者です。4月は新入社員の研修が続きました。フレッシュな新入社員と接すると、自分が社会人になった頃を思い出します。

お辞儀や挨拶、電話応対、営業の仕方も、きちんと教わったことがなく、自己流でした。振り返れば、恥ずかしいことや失礼なことばかりしていたでしょう。

 

いつの時代も、「今の若い人たちは」と言われるものです。

職場で、中堅・管理職になるようなANGIE世代。新入社員の教育で困ってはいませんか?

こんなことまで教えなきゃいけないの!? と、驚く最近の新入社員事情と、教育法を指南いたします。

 

デスクで朝食はあり!?

出勤時刻9時の会社で、いつもギリギリに出社する営業のYさん(男性)。

髪には寝ぐせがついているし、挨拶の声は低く小さくて聞こえません。

 

席に着くなり、コンビニで買ったサンドイッチの匂いを振りまいて朝食を摂り始めました。

Yさん、○○会社の社長からお電話です」 慌ててサンドイッチを缶コーヒーで流し込みました。

「折り返しにしますか?」、「いや、出ます」

ゲホゲホと咽ながら受話器を取りました。「Yです。いや~、社長、おはようございます!」

 

新人教育指南1

出勤時刻とは、落ち着いて業務に向かう準備ができている時間のことです。

会社で朝食を食べるのがダメとは言いませんが、就業開始時刻を過ぎないこと。

匂いや汚れ、口臭に気をつけること。

 

新人教育指南2

電話の保留は30秒まで。

お待たせしたら「お待たせして申し訳ございません」と言うこと!

 

本社決裁書を取引先にFAX送信!?

取引先から、無理な条件を出されたSさん(男性)。

これが初めてではなく、難しい取引先なのは上司もわかっていました。

 

本社の決裁が必要な案件で、FAXで資料を送付するように指示されました。Sさんは本社宛に送付状をつけてFAXを送りました。

何とか決裁してもらおうと、送付状には取引先がクレーマーのように問題があると、こと細かく記載しました。

 

ところが、その直後、1本の電話が掛かって来たのです。

その電話を取った事務員は大慌てで上司につなぎました。

なんと、Sさんが本社に送ったはずのFAXは、取引先に誤送していたのでした。取引先は「どんな教育をしているんだ!」と、上司を怒鳴りました。

謝りに謝って、ようやくその場はおさまったのですが……。

 

新人教育指南3

■FAX・メールは送信する前に、宛先や肩書きに間違いがないか、もう一度確認させること。

■事実と所見は区別して報告させること。

 

宅急便を勝手に開けちゃった!?

出張先の支店に宅急便で荷物を送ったM課長。支店に着いて、荷物が届いているか確認すると、「はい、届いています」とKさん(女性)。

見ると、宛名は確かにM課長本人なのに、荷物は開封されていました。

 

M課長はKさんに注意しました。

会社宛の荷物は開けてもよいが、個人名の荷物は本人以外、開けてはいけない。もし、事務員宛の荷物だったら……

事務員宛だったら、開けてもいいんですね!

違う!

思わず、キツく言ってしまいました。

 

新人教育指南4

■宅急便は、差出人と宛名を確認してから受け取ること。

■宛名が個人名の場合は、本人の許可なく開けないこと

 

お酒には飲んでも飲まれるな!

歓迎会を開いてもらったE(女性)さん。勤務時間の17時までは緊張していたのか、謙虚に振る舞っていたのに、お酒好きの本性が出てしまいました。

「焼酎を頼んでもいいですか?」、「好きなのを頼みなさい」

すると、鍛高譚(たんたかたん)をロックで注文しました。

 

段々とペースが上がって来て、「タンタカタン!」「タンタカタン!」と、自分で注文し、他の社員の3倍のペースで飲み続けました。

中途採用だったEさんに、「前の職場はどんな会社だったの」と訊く人がいました。

酔いが回って舌も滑らかになったEさんは、上司の悪口を言い始めたのです。

 

「ちょっと危険な薬品を扱う仕事があったんですよ。誰が担当するかってことになったら、上司が辞退したんです。50過ぎて、まだ生きたいのかよって思いました

今の職場の上司は53歳。周りも酔っぱらっていたせいか、覚えていない人が多い中、素面のNさんは一人、震え上がったそうです……。

 

新人教育指南5

■部下・後輩の酒の強さを覚えておき、接待では飲ませ過ぎないこと。

■「接待のルール」と「新人の役割」を教えておくこと。

 

何にも知らない新人だった私も成長しました。それは、はっきりと理由を教えて指導してくれる先輩がいたからです。

なにが”  “なぜ”いけないことなのか、納得しないと直りません。

 

根気強く、後輩を育成していきましょう!

 

Photo by Pinterest

藤田 みよこ

藤田 みよこ

(Eggコミュニケーション代表/講師)

≫このライターの記事を読む

LINEで送る
Share on Facebook

アプリで、ANGIEがもっと快適に。

  • お気に入り機能で便利に読める
  • プロライターによる最新情報が充実!
ページの先頭へ