ハピネス

2014.04.02 UP

JUDY AND MARYのアルバム 私を幸せにするアイテム

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【私をしあわせにしてくれる1000のアイテム】私の原点が詰まっている、大切なもの

塾から帰ってくるのは決まって、23時。

それから軽くごはんを食べて、学校と塾の宿題を片付けるために机へ向かう。

時刻は既に1時前で家の中は静けさに満ちていて、闇と無音の世界に耐えきれなくてCDプレイヤーのスイッチを何度入れたことか。

 

今でもCDを聞く度に、あの頃が蘇ってきます。

彼女は私にとって戦友であり、「見えない敵に立ち向かってい」気持ちを思い出させてくれる、大切なものなんです。

 

初めて彼女と出会った時の私は、ただただ、現実から逃げたいとばかり考えていました。

26歳になった今だからこそ分かりますが、人は見かけよりも脆くて、弱い生き物みたいです。実際に私自身はそうです。

成長したくって、頑張りたくって、前に進みます。でも進むたびに困難な部分やマイナスな部分が絶対に露呈してきます。

 

すると、立ち向かっていく勇気がどんどん削がれていき、その場にいることが、関係していることが、すべてがしんどくなっていく

最終的には、逃げ出したくなる衝動にかられるんです。

私がこの衝動を感じて、自分は弱い人間だと初めて自覚したのが、受験勉強の時でした。

 

もうイヤだ……」そんな想いに息苦しくなって、塾をサボって、繁華街をフラフラ。

彼女はそんな時に何気なく目に飛び込んできて、なぜか「買わないと!」という想いに駆られて購入したのです。

 

家に帰ってCDプレイヤーにかけた瞬間、ポロポロと涙を流したのを覚えています。

理由は分からないけれど、すっごくすっごく自分に寄り添ってくれて、励ましてくれる気がしました。

それから受験勉強のお供は、JUDY AND MARYのベストアルバムになりました。

 

受験が終わって彼女から、遠ざかっていました。私は立ち向かうことを忘れ、すぐに逃げ出してばかり

裏切った数も、迷惑をかけた数も、数えきれないくらいあります。

どんどん自分が弱くなって、最悪な人間になるのを、どうしたらいいのか分からない。

何通目になるんだか分からないお断りメールを送った後にテレビから流れてきたのが、JUDY AND MARYの曲でした。

 

初めてCDをかけた時のように、なぜだか涙が止まらなくって、泣きながらプライヤーとアルバムを引っぱり出してきて、再生ボタンを押しました。

 

逃げる前に、出来るだけのことはやったの?

そんな風に問いかけられている気がして、ハッとしました。それがこの記事を書いている、今だったりする訳ですが……。

 

みんなが解釈する“しあわせ”とは違うかもしれないけれど、JUDY AND MARYのベストアルバムがくれる逃げ出す前に全力を尽くす勇気・立ち向かう勇気は、私をしあわせへと近づけてくれるものです。

だから私は彼女を”しあわせにしてくれるアイテム”のひとつにしたいと思います。

彼女がくれた勇気を忘れないうちに、迷惑をかけた人たちにごめんなさいを伝えたいです。

 

※ 参考:JUDY AND MARY『The Great Escape

Photo by 著者

まみ。

辰巳 まみ。

おうちワーカー/Lifeライター

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