ハピネス

2014.04.03 UP

〜女の子の初節句とお雛様〜 私を幸せにするアイテム

LINEで送る
Share on Facebook

お雛様

3月3日は桃の節句、女の子のいる家ではお雛様を飾ります。3日中に片付けないとお嫁に行き遅れるということで、3月そうそうに片付けられてしまいます。

でも、金沢ではまだ旧暦の行事などが都合よく使われていて、お雛様は4月3日まで飾っていいことになっています。なので、金沢の多くの家庭では、まだお雛様は明るい毎日を送っているはずです!

女の子が最初に見る美しい女性の見本

お雛様は、女の子が、自分のお母さん以外で、はじめて女性の見本としてみるものではないでしょうか?

多くの家庭では初節句のときに、おじいちゃん、おばあちゃんが買ってくれたりするものです。本人が覚えているいないにかかわらず、リカちゃん人形よりも先に、目も前に示される女性の象徴です。

私にも、お雛様の断飾りの前で、無理やり座らされている写真があります。

 

物心ついたころから、お雛様を出す、片付ける作業はとても楽しみなものでした。

リカちゃん人形とはまったく違った装い。幾重にも重なった着物。着物の下には何を着ているんだろう?

細面の顔、切れ長の目元、小さな口、白い肌、黒くて長い髪。

派手な髪飾り、大きな扇、どれも興味津々です。

子供のころ、お人形の髪をほどきたがる癖のあった私は、お雛様の髪もほどこうとして、母にこっぴどくしかられました。

 

1年のうちのわずかな時間にしか見ることができないという限定感もいいですよね。

 

リカちゃん人形のように自由に手足が動くわけではありません。ただ座っているだけ。それも上段はかなり上のほうに座っています。小さい子供のうちはなかなか手が届きませんでした。

 

トイストーリのごとく、おもちゃは絶対夜中に動いているはずと信じて疑わなかった私は、夜、暗くなった部屋にあるお雛様をこっそり覗きにいったりしました。

絶対、お雛様も立って歩いているはず。歌ったり踊ったりしているはず。もしかしたらお内裏様とけんかしているかも。など小さな胸をときめかせて、ふすまをそーっと開けたものですが、劇的スクープ場面との遭遇はいまだに叶っていません。

 

やはり金沢という風土柄、いまでもおうちにお雛様を飾る家庭は多く、家だけでなく、ショッピングセンターなどのお店にもよく飾られているので、家になくても、毎年ちゃんとお雛様に会うことができます。

最近のお雛様は時代を反映してか、目鼻立ちがはっきりしているものが多くなった気がしますが、やはり「上品で美しく」という、日本古来、大和なでしこの流れは崩さず、お雛様は「女の子はこんな風に育って欲しい」という願いがこめられている、最たるものである気がします。

 

普段は、バリバリ仕事をしている女性も、この春を待つわずかな期間、お雛様のように、楚々と静かに過ごすのも、素敵な時間ではないでしょうか。

 

Photo by Pinterest

ASAMI
LINEで送る
Share on Facebook

アプリで、ANGIEがもっと快適に。

  • お気に入り機能で便利に読める
  • プロライターによる最新情報が充実!
ページの先頭へ