ハピネス

2017.01.06 UP

つらくて苦しい【恋愛依存】から抜け出したい! 3つの特効薬とは?

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前回までつらくて苦しい恋愛依存、お金もかかって心身ボロボロになってしまうホスト依存の特徴や症状についてお伝えしてきました。

では、そんなドロ沼の状況から抜け出すためにはいったいどうしたらよいのでしょうか? 今回はつらくて苦しい恋愛依存から抜け出す方法をご紹介します。

 

チェック項目に当てはまる人は心の回復を

まずはアナタの依存度チェックからおさらいしてみましょう。次のチェックに当てはまった人は、心の回復をはかったほうがいいかも!?

1. この恋愛をしてから睡眠時間が圧倒的に減った

2. 仕事の遅刻が増えたり、友達との約束に遅れるようになった

3. 周囲から反対意見があるがシャットアウトしている。意見をうっとうしく感じる

4. 女子会への参加や友達と会う頻度が激減した

5. 家の中でも常に携帯を持ち歩き、新着メッセージがないのにLINEやメールを読みかえしてしまう

6. 頭の中が彼でいっぱいで何も手につかない

7. 返信が遅いだけでイライラするようになってくるなど、感情の起伏が激しく、コントロールできないことがある

8. 一緒にいないとソワソワしてネガティブな妄想ばかり思い浮かべてしまう

9. 友達や職場などに嘘をついてしまう

 

依存から脱却するために大事な3つのこと

「もしかしたら、自分は恋愛依存かも?」と思った方は自分の長所を挙げてみてください。10個挙げられますか? すぐに出てくるようだったら大丈夫。

でも、「え……せいぜい3個しか見つからない」という状態だと要注意。自己評価が下がってきている状態です。

そんな方々が依存から脱却するために大切なのはこの3つ。

●趣味をもつ

●自分と向き合う

●一人の時間をもつ

これらは予防としても効果的なので、日頃から気をつけておくといいですね。

依存になりやすい人の傾向として、コミュニケーションスキルが低く、悩みを一人で抱え込む人が多いというものがあります。人のアドバイスは貴重ですし、コミュニケーションスキルを高めるのも生きやすくさせてくれるもの。自分を変えていかなければ恋愛依存からは抜け出せない……と、まずは心得ましょう。

 

趣味をつくってサードプレイスをもつ

さて、今の時代、「サードプレイスをつくりましょう」ということがよく言われています。ファーストプレイスが自宅、セカンドプレイスが職場や学校、サードプレイスは自宅でも職場でもない“居心地のよい第3の場所”。ここには人生を幸福にする鍵があります。

もっとも身近なのが「趣味をもつ」ということ。でも、カウンセリングで「趣味ありますか?」と聞くと、「ない」という人が驚くほど多いのです。次に多いのが、「仕事が趣味です」という答え。中には、「趣味と言えるほどのものではないです」という人もいます。

なんだか皆さん、“趣味”をとても難しく考えているのかもしれません。ヨガやゴルフのように分かりやすくカテゴライズされたものではなくて、例えば「カフェで人間観察」とか「公園でぼんやりする」とかでもいいと思います。

 

趣味において大切なのは、心が動く感覚。今は、ネットやテレビを見れば、手軽な情報がなんでもすぐに手に入るため、心が錆びついている人が多くなっています。特に、若者世代での集中力の低下が顕著だというデータもあります。テレビではなく、ネット動画を見ているために、1時間の娯楽番組を見る集中力が続かず、15分、30分が限界という報告もあります。

情報が多すぎる現代。ひとつのことになかなか集中できないために、これといった趣味をつくるのが難しくなっている背景もあるでしょう。

また、テレビやネットだと主に刺激されるのは五感のうちでも視覚、そして聴覚です。でも、心を動かすには五感を様々に刺激することが大切です。日常生活では、8割を視覚に頼っているとも言われています。そのため、聴覚、嗅覚、触覚、味覚の4感覚を刺激することを意識するとよいでしょう。

自然の中にいくという漠然としたことでもOKです。風に触れ、鳥のさえずりを聞き、よい空気を吸い、おいしい水を飲む。とてもリフレッシュできる時間になることでしょう。

よく「趣味をするお金がない」という人もいますが、今は無料体験も多くありますし、探せばお金がかからないこともたくさんあります。いろいろ試すだけでも心にとってはいいことなので、自分にいいわけせずに、「自分の好きなこと」にどん欲になってみましょう。

 

自分のいいところを再発見しよう

依存から抜け出すためには寂しさとのつきあい方も大事になってくるのですが、自分と向き合う一人の時間をもつ、一人の時間を楽しむことが必要となります。

実は、ストレスを解消するためには、一人の時間が大事。ストレスを一番軽減するのは家族やペットと過ごす時間よりも、一人で過ごす時間だという研究結果もあります。一人の時間を楽しめないのは、依存解消においてもストレス解消においても致命的です。

これは、カウンセリングの場でも行うことですが、好きなことを100個くらい書いてみるというワークがあります。「ムリです!」と言っている人でも、自分の得意なことなどを思い出すうちに、芋づる式にどんどん出てくるもの。

好きなことを考える時間をもつのもいいですね。「今度の週末はお菓子をつくろうかな」「長期休みはどこに旅行にいこうかな」などと考えると、心がワクワクしてきませんか? このようなワークを行うこと自体で、ハッピーなことを考える癖ができていきます。

 

大人になってしまうと特に、「挑戦する」という機会が、すごく減ってきてしまいます。好きなこと、やってみたいけどやったことがないこと、いろいろやってみないと向き不向きも分かりません。

ワクワクすることに挑戦してハッピーになれる時間を増やし、「自分ってこんなところがあったんだ」と長所を再発見できる頃には、もう依存から少しずつ抜け出していることでしょう。

山名裕子

メンタルオフィス「やまなmental care office」代表臨床心理士。

大学にて心理療法の心得と技術を学び、2013年に臨床心理士の資格を取得する。主に認知行動療法によってカウンセリングをすすめ、心の専門家としてメディア出演をはじめ幅広く活動中。

nakayama
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