ハピネス

2014.03.09 UP

高橋みなみさんの友達 フェイスブックの「友達」から教わった事

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フェイスブックのちょっとした有名人の「友達」が、高橋みなみさんの友達だということで、昨年、高橋みなみさんからフェイスブックの友達申請をいただいて以来、ときどき、タイムラインに高橋さんの写真が出てくる。ご本人のサイトかどうかはわからないものの、一応、友達の友達だから、「いいね!」くらいはポチっと押すこともある。

 

ぼくは高橋さんがAKB48の一員であることしか知らず、じゃんけん大会で勝ったのか負けたのか、ソロでやっているのかやっていないのか、どんな歌を歌っているのかなど、ほとんどなにも知らない。

知りたいかと言われたら、特に知りたいとも思わないのですが、彼女の写真を見ながら、いつも「ちゃんとアイドルしているな」と、心底感心する。

 

アイドル顔かそうでないかという基準を、男は潜在的に持っているのだろうと思うのですが、彼女はアイドル顔で、アイドルとして、きちんと仕事をしているなと思う。

 

先日、作家の城山三郎さんの本を読んでいたら、「静かに行く者は健やかに行く 健やかに行く者は遠くまで行く」という言葉に出逢った。

城山氏が20世紀の初頭に活躍した経済学者、パレードさんの言葉として著書に紹介してあった。

高橋みなみさんのような芸能人は、ある種、玉虫色なので、論じようと思えばいかようにも論じることができる(だからあまりこの『アンジー』で取り上げないのだけれど)。しかし個人的には、高橋さんの目つきは、静かに努力しているふうに見える。

 

そしてぼくの20代が、いかに何者かになろうとしてバタバタとやかましかったことかを想う。さらに、そのようなドタバタのなかで、今はもう口もきくことができなくなった人たちの顔が浮かぶ。

今をときめく売れっ子アイドルは、健やかに育たなかった者に霞がかった未来を教えてくれる。ともかく静かに生きるしかない。

 

静かに生きていれば、少なくとも人を傷つける確率は減る。これがフェイスブックの「友達」から教わったことである。3日に1度くらい教わるが、健やかに育たなかった者が、果たして遠くまで行けるのか、はなはだ疑問である。

 

Photo by Pinterest

ひとみ しょう

ひとみしょう

(小説家/作詞家/ANGIEシニアライター)

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