ハピネス

2016.10.02 UP

「傷つきやすい私」とはサヨナラ。1泊で強い心が手にはいる宿坊のススメ

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失敗や不運にみまわれても、めげない人っていますよね。立ち止まらずすぐに前へ進めるのは、大きな強みです。それに比べて自分は、仕事や恋愛のささいなことですぐに傷ついて落ち込んでしまう……。そうした人は、刺激を敏感に感じとってしまう性質があるのかもしれません。

そこで、メンタル強化のためにぜひ体験してみてほしいのが「宿坊」です。

「滞在するだけで自分の生き方を見つめ直す良い機会がもらえた」なんて人もいる宿坊体験は、1泊するだけで傷つきやすい自分を強くする修業ができます。自身の内面を大きく変える、貴重な経験となるかもしれません。

 

宿坊ってなに?

宿坊は、一言で説明すると「神社やお寺の宿泊施設」のこと。本来は僧侶の宿泊場所、また参拝者の心身を清める場所でしたが、現在は一般のお客様にも解放しているところが多くあります。

1泊2日の滞在中に修業を行うほか、精進料理など宿坊ならではの料理を楽しめるところもあります。

 

修行の内容は?どうしてメンタルが強くなるの?

修業は自分自身と向き合うこと、自分を客観視することと似ています。これまでの自身の体験や刺激などを自らと切りはなし、結びつきを弱くする。そうすることで痛みや不安を覚えても、その状態をあわてずに見定められるようになり、精神を安定させることができます。

修行には滝行、瞑想、座禅などがあります。滝行は激しい水の中に身をおくことで、雑念を抱く余裕がなくなり、精神統一が行いやすいとされています。瞑想は刺激やストレスなどでバラバラになりがちな心と体をひとつに統一します。

座禅は、「悟らねば」という気持ちさえ捨て、瞑想と同じく心と体をひとつにします。どの修行も精神の安定につながり、わが身に困難が起きたときもすぐにへこたれず、冷静に考えることができるようになるそうです。

 

都内から2時間以内の宿坊スポット

宿坊 静山荘

新宿から約2時間、東京都青梅市にある「宿坊 静山荘」では滝行・瞑想・呼吸法などの体験をすることができます。滝行は宿泊当日の午後と翌朝の2回、30分ほど山道を歩いたところにある滝で行います。

また滝行前、食後などに瞑想を行い、心と体、頭の中をひとつにします。

料金は1泊2食講習料込みで11,800円。人が本来あるべき状態にリセットするので、一度原点に立ち戻りたい人にもおすすめです。

 

正覚寺

Photo by Pinterest

 

新宿から約2時間、埼玉県飯能市にある正覚寺座禅、お勤め、住職の法話を聞けるほか、夕食・朝食ともに典座料理(精進料理)を楽しむことができます

典座とは、僧侶たちの食事をつかさどる役のこと。祈りと感謝の気持ちをもって料理し、作った人と食べた人の心がひとつの喜びに変わったとき、食材までが成仏するに違いないという思いが込められています。

宿坊当日の16:30までに入山し、座禅、夕食、風呂を済ませ、21時には就寝。翌朝6時からお勤め、座禅、法話となり8時に朝食、掃除、10時に下山となります。料金は1泊2食7,000円。また、お写経も希望者がいれば可能だそうです。

 

宿坊体験をした人の口コミをご紹介!

「弱い自分を鍛えたいけど、わざわざ遠いところまでいって泊まるなんて……」と、ふんぎりがつかない人もいるかもしれません。そこで実際に宿坊を体験した方たちの意見を集めてみました!

宿坊はホテルではないため、「何かと不便がありそう」と不安になるかもしれませんね。でも「多少の不便さはあると覚悟していたけれど、驚くほど心地良かった」「接客も料理も掃除も、すべてが修行の一環であると分かり、心が洗われる思いがした」など、意外な好環境と静かで落ち着いた雰囲気にリラックスできる人が多くいました。

また、お勤めについては「寒い朝の空気に、気持ちが凛とした」「ご住職の説法、耳が痛かったけどありがたかった」と、普段経験しない空気感や話に、感銘を受けた人もいます。お寺という静粛で厳かな世界は、旅行とはまた違う非日常が味わえるようです。

 

傷ついた自分を客観視して、どんな状態にあるか冷静に判断できるようになると、心のダメージを癒す時間も少なく済みます。心の防御力アップが叶うお寺の修行体験。この秋、挑戦してみてはいかがでしょうか。

すだ あゆみ
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