ハピネス

2016.07.21 UP

食べたい!夏のしあわせを運ぶパワーチャージフード3つ【7月22日~27日】

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新暦の7月23日頃は、二十四節気で「大暑(たいしょ)」。梅雨も明けて、暑さがピークに達する時季です。熱帯夜が続いて睡眠不足になり、朝の満員電車を降りれば、すべてを焦がすような夏の日射しに照らされて、げんなり。この時季はいつもよりお疲れ気味になる方も多いでしょう。

7月19日頃は、夏の土用入り。土用とは、立春、立夏、立秋、立冬の直前の18日間のこと。季節の変わり目であり、身体のコンディションを整える時季といわれているんですよ。

土用の始まりの日を「土用入り」、終わりの日を「土用明け」といいます。土用の期間中の「丑(うし)」にあたる日が「土用の丑の日」です。

季節の変わり目は、「食」で健康美人に! 今日は食べた瞬間「あ~、しあわせ!」と思わず笑顔になるこの時季おすすめのパワーフードをご紹介します。おいしいものをいただいて、美人になりましょう!

 

七十二候とは?

時間に追われて生きることに疲れたら、ひと休みしませんか? 流れゆく季節の「気配」や「きざし」を感じて、自然とつながりましょう。自然はすべての人に贈られた「宝物」。季節を感じるくらしは、あなたの心を癒し、元気にしてくれるでしょう。

季節は「春夏秋冬」の4つだけではありません。日本には旧暦で72もの豊かな季節があります。およそ15日ごとに「立夏(りっか)」「小満(しょうまん)」と、季節の名前がつけられた「二十四節気」。それをさらに5日ごとに区切ったのが「七十二候」です。

「蛙始めて鳴く(かえるはじめてなく)」「蚯蚓出ずる(みみずいずる)」……七十二候の呼び名は、まるでひと言で書かれた日記のよう。そこに込められた思いに耳を澄ませてみると、聴こえてくるさまざまな声がありますよ。

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「桐始めて花を結ぶ(きりはじめてはなをむすぶ)」

新暦の7月22日~27日頃までは、第三十四候「桐始めて花を結ぶ(きりはじめてはなをむすぶ)」。花を結ぶという言葉、すてきですよね。紫色の美しい桐の花が咲くのは5月。桐は花が終わると結実して、この暑い時季、卵形の実を結びます。

「源氏物語」の主人公・光源氏は幼い頃に亡くした母、桐壺更衣(きりつぼのこうい)の面影を求め、華やかな恋愛遍歴を繰り返しました。桐の花の花言葉は、上品で気高いという意味の「高尚」。私は桐の花をイメージすると、なんとなく桐壺更衣が浮かびます。

父を亡くした後、身分の低い更衣として入内しながら、桐壺帝(きりつぼのみかど)から寵愛を受けた桐壺更衣は、他の妃たちからひどいジェラシーを受けて、心痛のあまり、3才の源氏を残して病でなくなりました。

いにしえの世も今も、ストレスは万病のもと。スタミナ満点のパワーフードで、暑さもストレスも、ジェラシーも吹き飛ばしましょう!

 

「うなぎ」でお肌プルプルに!

土用の丑の日=うなぎを食べる日と思っている私ですが、うなぎの旬は、実は冬。江戸時代、夏場に売り上げが伸びないことに困ったうなぎ屋さんのために考え出されたのが、「土用の丑の日」だったそうです。

もともと丑の日に「う」がつくものを食べると病気にならないという言い伝えがあり、それを上手に利用して、「本日、土用の丑の日」という紙が店の前に貼り出されるやいなや、大当たり。プロモーションが大成功して、その風習が現在まで続いているというのはあっぱれですね。

うなぎにはうれしい美肌効果もあるのだとか。うなぎに含まれるビタミンEには抗酸化作用があり、うなぎの皮の周囲にはコラーゲンが含まれていて、お肌に良いといわれています。

たれでじっくりと焼き上げたうなぎは口いっぱいにうまみが広がり、食べた瞬間、フニャ~っと顔がゆるみますね。この時季のランチはちょっと奮発して、うなぎで「美」をチャージしませんか?

 

「しじみ汁」で若返ろう!

冬が旬のうなぎに対して、夏が旬のパワーフードといったら「しじみ」。しじみの収穫量が最も多いのが夏なんだそうです。「土用のしじみ」という言葉もり、その歴史はうなぎより古いのだとか。

化粧品メーカーの「ポーラ」が全国47都道府県の女性の肌を分析した「美肌県グランプリ」で、島根県が4年連続美肌日本一に輝いていますが、美肌の秘密はなんと「しじみ」なのだとか。

しじみの栄養素、オルニチンには美肌効果があり、成長ホルモンの分泌を促進するといわれています。この時季のしじみには特に、女子力を向上するパワーがギュッとつまっているそうです。

 

「卵料理」で髪と爪をきれいにケア

もうひとつ。「土用の丑の日」に出回るおいしいものといえば、「土用卵」です。

土用卵とは、土用の時季に産み落とされた卵のこと。さまざまな料理に大活躍、毎日何気なくいただいている卵ですが、卵に含まれる豊富なタンパク質は胃腸の冷えを緩和、身体の中からあたためて免疫力を高めてくれるといわれています。エアコンで冷えた身体にもやさしいですね。

またタンパク質は、カラーリングやパーマなどで傷みがちな髪の毛をケアしてくれるすぐれもの。「髪の約95パーセントはタンパク質で構成されている」と聞けば納得ですよね。髪や爪の主成分であるタンパク質を、身体の内側から補いましょう。

ちなみに私はクレソン入りの卵焼きが大好物です。シャキシャキとしたクレソンの食感や苦味も楽しめて、ちょっぴり大人な味わいですよ。

 

土用のパワーフードで輝く笑顔に!

女性を美しくする夏のパワーフード、「うなぎ」「しじみ」「卵」をご紹介しました。

以前、有名なカメラマンが「とっておきの笑顔で写真を撮りたいなら、目の前に大好物の料理があることをイメージしてみてください」と某番組で話していました。その言葉で、緊張でかちこちになっていた女性たちの笑顔が一瞬にして変わり、驚きました。

おいしいものは、人を心の底からしあわせにしますね。この時季、おいしいものや美容に良いものをいただいて、最高の笑顔を。しあわせが笑顔を運ぶのではなく、笑顔がしあわせを運んでくれますよ。

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【参考】『くらしを楽しむ 七十二候』広田千悦子/泰文堂

三浦奈々依(みうらななえ)

三浦奈々依(みうらななえ)

神社仏閣ライター・フリーアナウンサー・カラーセラピスト

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