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2014.01.15 UP

あたしがAV女優になったワケ ~元カリスマAV女優と8人のAV女優との女子トーク本がおすすめ~

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その昔、付き合っていた男性にこんなことを言われたことがあります。
AV女優の○○ちゃんのサイン会に行ったんやけど! 一緒に写真も撮ってもらってん!」……聞いた瞬間、私、ブチ切れました。

そもそも彼は、私と一緒に写真なんか撮ったことないし、しかもいつの間にAV女優のサイン会とやらに行ったんや! となってしまいました。私は一度もAVを見たことがなかったのですが、嫉妬や驚きで激しく困惑したことを今でもすごく覚えています。

 

 『らふ』 (森下くるみ 青志社)

今回ご紹介したい本は、元カリスマAV女優の森下くるみさんが、8人のAV女優さんと対顔した内容が掲載されている『らふ』(森下くるみ 青志社)という本です。

「ラフ(気取らない)な裸婦(AV女優)たちの満たされ本音トーク」という帯にあるとおり、気楽な切り口で、AV女優という仕事が語られています。こういった内容にありがちな、暗い話などは、ほぼ出てくることがありません。皆さん、明るく仕事をとらえているのです。

AV女優も8人いれば、8通りの人生があります。この特別な職業に就いた理由も、様々で興味深いですよ~。

知らなかった世界、驚くような事実も、次から次へと溢れでてくるので飽きが来ません! しかもインタビュアーが元AV女優の女性ということもあり、対談がかなりスムーズで読みやすいです。語られるすべてが本音で、何よりみなさんがにこやかに話している印象を受けました。

 

個人的に、1番印象に残ったのは、長谷川瞳さんのインタビューですね。彼女のこの言葉がとても印象に残っています。

「AVやって良かったな。選択は間違ってない。何も無駄にはしていないよね。AV女優になったのは良かった。なっていなかったら、もっと酷いことになっていたかも知れないし、もっとつまんなかったかもしれない」(本文より引用)

 

平凡な人生を送ってきた私でも、自分の選択を丸々肯定することは難しいのに……すごい、と思いました。みなさんは、自分の職業選択に対して「間違ってない」と断言できますか?

良かったことも悪かったことも、ぜんぶ自分のモノとして受け入れ、前に進んでいくことは決して簡単なことではありません。この本から「こういう生き方や考え方もあるのか!」と発見とともに多くを学び、AVという仕事をプロとしてこなして自己肯定しながら強く、強く、前へと進んでいく女優さんを、心から尊敬することができました。

日常から新たな扉をちょっと押し開ける感覚で、ぜひ『らふ』を読んでみてください。なんだか、がくっと肩の力が抜けますよ。もちろん、良い意味で。

今、この瞬間をしっかりと生きているAV女優さんから、温かいパワーを感じられるかと思います。

 

 

photo by 『らふ』(森下くるみ 青志社)

さゆ

さゆ

(フリーライター)

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