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2016.06.25 UP

実は落ち込んだときに効果あり!落語のススメ【超ビギナー女子向き】

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今、落語会に女性客が多いのをご存知でしょうか。注目の理由はいくつかあるようです。

まずは「眼福」。今、イケメン若手落語家たちの威勢がいいんです! そして「手軽」。手ごろな価格や比較的遅い時間から始まる落語会もあります。さらに、女性にもファンが多い漫画「昭和元禄落語心中」のアニメ化や、嵐の二宮和也さんが主演したドラマ「赤めだか」など、テレビがきっかけで落語に興味を持つ人もいるようです。

落語の噺(はなし)は主に江戸時代の設定ですが、内容は恋愛や、そそっかしい失敗談など一般庶民の悲喜こもごも。恋や仕事に失敗したとき、ネガティブな気持ちを笑って吹き飛ばすことができるんです! あなたの落語デビューをちょっぴりお手伝いさせてください。

 

そもそも落語ってどんな話があるの?

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噺の登場人物たちは、生真面目だったり、お調子者だったり、そそっかしい人間だったり。有名人でもない一般人の姿が、不思議と愛おしく感じられます。

落語家もよく話していますが、落語の噺から勇気や希望は湧いてきませんが、ちょっと肩の力が抜けることは請け合いですよ。

お気に入りの噺が増えれば、落語への興味もどんどん深まっていくでしょう。ここでは、ポピュラーな噺の一部をご紹介します。

 

疑似恋愛から生まれた純愛「紺屋高尾(こんやたかお)」

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染物職人の久蔵という男が、吉原の花魁(おいらん)、高尾太夫(たかおだゆう)に一目ぼれをしてしまいます。吉原といえば、高いお金を払って遊びに行く場所。疑似恋愛の場です。さらに、高尾は花魁のなかでも最高位。美しく教養もあって、大名や豪商を相手にしたまさしくトップの花魁で、到底一職人である久蔵の手が届く相手ではありません。

しかし久蔵は諦めきれず、高尾に一目会いたいと、根を詰めてとにかくよく働きました。3年後、吉原でやっと一晩遊べるだけのお金を作った久蔵は、吉原へ出かけていきます。上等な着物に着替え、藍色に染まった自分の手を隠して、大店の若旦那と素性をいつわって。

いよいよ高尾と対面できたものの、恋い焦がれた人を前に素性がばれることを恐れて、久蔵は「はい」としか返事ができません。「今度はいつ来てくれるの?」という高尾の問いかけに、とうとう久蔵は「3年後に」と泣きながら、全てを打ち明けます。

久蔵の一途な思いに心を動かされた高尾は、自ら「女房にしてほしい」と申し出て、二人は結ばれました。

 

まっすぐな久蔵の思いに、なんだか心がスッと洗われるような気持ちになりますね。思わずキュンとしてしまう内容ですから、最近恋をしていないという方はいかがでしょうか。

 

史上最強のそそっかしい人「堀之内(ほりのうち)」

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そそっかしい人のことを「粗忽(そこつ)者」なんて言いますが、ある筋金入りの粗忽者の亭主が寺に参り、神信心でその性格を直してもらおうと考えます。

お参り出発の朝からドタバタと噺は始まります。顔を洗おうとしてタンスの引き出しを開けたり、水をすくおうとしてザルですくったり、洗った顔を猫で拭こうとしたり。やっと家を出たと思ったら、寺の方角がわかりません。道を聞こうとしたら、今度は自分の行く先を忘れてしまいます。右を左、左を右と間違えて、結局自宅に戻ってきてしまいました。

「なにやってんのよ」なんて、自分の奥さんにたしなめられて、再出発。何度も道を間違えながら、やっとのことで寺にたどり着きますが、ここでも粗忽は止まりません。賽銭を投げようとして財布を投げ、風呂敷包みの弁当を食べようとしたら、奥さんの腰巻でまくらを包んでいただけだった……と、この後も噺は少しありますが、最後まで輝かしい粗忽列伝の連続です。

落語の世界と少し違いますが、仕事ってミスが続くときは続いちゃうときもありますよね。大丈夫、史上最強は落語の世界にいらっしゃいます。

 

まずは好みのタイプで選ぶのも手!若手イケメン落語家たち

今、若手の落語家が注目を集めています。中でも若い女性からの人気が高い、イケメン落語家を厳選してご紹介。落語会に足を運ぶきっかけとして、あなたのタイプの落語家を選んでみるのもいいかもしれませんね。
市弥②

Photo by 柳亭市馬事務所

※人物写真の無断転用禁止

柳亭市弥(りゅうてい・いちや)

落語界の「妻夫木聡」なんて声も聞こえる市弥さんは、1984年生まれの32歳。2007年入門の二ツ目さんで、今年に入ってからテレビの特集や雑誌でも注目されています。1984年生まれの落語家ユニット「ハチヨン」という活動では、落語だけでなくコントを披露することも。

市弥さんの語る落語の登場人物は、少し意地の悪い人物がどこか憎めないキャラになるような気がします。演じる市弥さんご自身の、真面目で優しそうなキャラクターのせいでしょうか。
鯉斗①

※人物写真の無断転用禁止

瀧川鯉斗(たきがわ・こいと)

鯉斗さんは、端正なルックスからは想像しがたい意外な経歴の持ち主。なんと元暴走族の総長だったそう。1984年生まれの32歳で、2005年に入門の二ツ目さんです。

その経歴通り、落語のほうも規格外。「これも落語なの!?」と驚くような、落語の懐の深さと新たな側面を見せてくれると思います。特攻服から着物に着替えた鯉斗さんにギャップ萌えするかもしれませんよ。

 

いかがでしたでしょうか? ぜひ、一度ライブで落語を楽しんでみてください!

塩田麻衣子
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