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2016.04.19 UP

甘いものを食べるとニキビが!! 食べたい衝動をおさえるコツって?

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何度もくり返す、終わりの見えない顎ニキビ。10代の頃は青春のシンボルと言われていたニキビも、大人になれば悩みのタネ以外の何ものでもありません。

新生活が始まった春。初めて会う人には、できればトラブルのない肌で好印象を与えたいものですよね。そのためにも、繰り返すニキビを何とかしたいものです。

まずはニキビの原因を知ることが大切! なんと、ニキビは甘いものの食べ過ぎが原因なんだそうです。

 

なんで甘いものを食べるとニキビができるの?

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原因1:甘いものを食べると糖分が中性脂肪に変換されてしまう!

糖分は体の中で分解されてエネルギーになるのですが、甘いものを食べ過ぎると、分解しきれなかった糖分がグリコーゲンに変化。このグリコーゲンに変化した糖分が肝臓などに蓄積し、最終的には中性脂肪になってしまうそうです。

原理は、脂質を摂取すると中性脂肪に変換されるのと同じこと。この中性脂肪こそ、ニキビの大好物である皮脂の材料となって毛穴につまり、ニキビができやすくなってしまうのです。

原因2:甘いものを食べるとビタミンBを消費してしまう!

特にビタミンB2とB6は、ニキビの主な原因となる脂質を分解する働きがあります。しかし、甘いものを食べ過ぎるとビタミンBが大量に消費されてしまい、こちらも分解しきれなかった脂肪が皮脂となって大量に分泌され、ニキビの材料となってしまいます。

 

もうニキビ地獄を断ち切る。「甘いものを控える方法」

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甘いものがニキビの原因になることはわかったけれど、それでも衝動的に甘いものが食べたくなったときにはどうしたらよいのでしょうか?

対策1:食べ物とは別のものに意識を持っていく!

面白いDVDを観たり、いつもは見逃しているところを掃除したりなど、甘いものとは別のものに意識を持っていくようにしましょう。5分我慢できれば、衝動はかなり抑えることができます。

我慢すれば我慢するほど欲求は強くなるので、別のものに意識を持っていくことがポイントです。

対策2:食欲を抑えてくれる香りを嗅ぐ!

食欲を抑える効果のある香りを嗅ぐのもよいでしょう。特に甘いお菓子についつい手が伸びてしまいそうなときは、食欲を鎮めてくれる香りと言われている「パチュリ」がオススメ。アロマオイルとして販売しているので、自宅に1つ置いておくとよいかもしれません。

バニラのような甘い香りも、食欲を抑える効果があります。

 

それでもニキビができたときの対処法

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1:ストレスを溜めないこと

ストレスはニキビの大敵。食べ過ぎてしまったことや、ニキビができたことをくよくよと考えていると、さらにニキビができてしまうことがあるので、まずはストレスをためないよう気をつけましょう。

2:炭水化物や辛い物や刺激物を控える

炭水化物は、いわゆる糖質。甘くないからといって炭水化物を食べ過ぎると糖質の摂り過ぎとなってニキビができやすくなってしまいます。食べ過ぎたと思ったら、翌日の食事で調整するようにしましょう。

そのほか、辛いものや刺激物も食べ過ぎると胃に負担をかけてしまい、肌荒れやニキビの原因となってしまうので気をつけましょう。

 

ニキビを治して気持ちよく春を過ごそう!

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甘いものが無性に食べたくなるというのはマグネシウムやたんぱく質不足している可能性もあるので、日ごろの食生活の中で、ナッツやホウレンソウ、ゴマ、大豆製品などを積極的に摂るように心がけるのも大切。

甘いものを食べたいという衝動を抑えるのは至難の業ではありますが、ニキビのためと思って頑張ってみましょう。肌トラブルがなくなれば、新生活も気持ちよくスタートできるはずですよ。

佐治 真澄

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