2016.09.30 UP

【気をつけて!】あやしいサプリの見つけ方

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本当に数多くのサプリメントがあって、何を選んだらいいのか分からなくなりますよね。

口コミに良いことが海底あったら、ついつい信じたくなってしまうのも人間のさが。

しかし口コミはサクラかもしれません。きれいで高そうなパッケージだって、中身は大したことがないかもしれません。本当に良いサプリメントとは何なのでしょうか。今回は、最低限抑えておきたい、『あやしさ』を発見するためのポイントを薬剤師の目からお伝えします。

 

1、『3割』以下の少数派口コミは信じない。


プラセボ効果というものご存知でしょうか。薬の有効成分とは関係なく、効く!と思い込んで服用すると実際に脳内分泌が変わったり、血液の成分が変化し効いてしまう作用の事です。プラセボの反対はノセボと言います。

効かない、副作用がでる…と思って服用すると、その通りになってしまう作用です。

このプラセボ効果、ノセボ効果はあなどれなく、1~3割の方がこの様な体験をします。そのようなプラセボ、ノセボ効果で書かれた口コミも大体1~3割はあるだろうな、と考えて評価を見ます。
少数派の良い口コミを信じたくなりますが、7割がたの人が感じた意見の方が参考になります。

 

2、成分含有量の『数字』をチェック。


とりわけ、さまざまな成分が混ざったサプリメントの場合は注意します。ある成分が、ごくごく少量しか入っていないサプリメントも、しっかり100mg含有されたサプリメントも、『入っている』事には変わりません。

ちゃんと各々の成分が何mg含有されているのか確認します。ほとんどのメーカーがきちんと書いていますが、たまに入っている成分だけ羅列して、量の記載がない高いサプリメントをネットで見かけます。

 

3、『複合』されているサプリに注意。


いくつかの種類が複合されたサプリメントの、詳しい成分量を見ると、とてもとても少量ずつ、ちょびっとしか入っていないものを目にします。複合されたサプリメントの一個一個の成分が、ちゃんと足りているのかとても心配になります。

実際に『ビタミンE配合』、『亜鉛』配合などとある場合、単味のサプリメントの含有量と比べて十分入っているのかチェックします。基本的には単味のサプリメントを複数飲む方が、それぞれの成分が十分に摂取できるように感じます。
ちなみに、ビタミンに関しては複合サプリメントでまんべんなくとる方が良いという意見も多いです。

 

 

4、良い工場で作られたあかし、『GMP』。


GMPというのは工場の信頼を表す認定なのですが、日本の医薬品工場はすべてこのGMPが取得してあります。このGMPを順守した工場で作られたサプリであるという事は、ある程度はきちんと作られてあるんだな、とわかります。

ちなみにGMPよりも『cGMP』の方がグッと品質が上がります。

日本のサプリメントはGMPを任意で取得しています。そしてこのGMPすら取得しなくても工場でサプリメントを作ることができてしまいます。

ところがアメリカにおいては、すべてのサプリメントが『cGMP』を取得していないと作ることができません。GMPよりも厳しく、金属検査もしますし、異物のチェックもします。表示された成分がちゃんとその量含有されているかのチェックも2回行います。
これを知ると、最低限GMPはチェックしますし、そして日本も早く『cGMP』を採用してほしいなぁと思います。ついにはアメリカのサプリメントを個人輸入しようか、という気になります。

 

5、メーカーの『得意分野』を知る。


さまざまなメーカーが色々なタイプのサプリメントを作っていますが、本物を買いたいのであれば、ぜひ、メーカーの商品ラインナップをチェックしましょう。

ハーブに強いのか、酵素に強いのか、はたまた卵関連のサプリに強いのか。例えばマヨネーズで有名なキューピーは、卵に含有されている成分を研究してサプリメントを作っていますし、漢方薬の制約会社が作ったサプリメントは、一定品質の植物を使っているだろうことが予測でき、安心できます。
最近は販売元が工場や研究機関を持たずに、さまざまなサプリメントの最終的な販売権のみ持っているところがあります。安く作れるので安く販売できますが、その商品の質を見極めるのが少々難しくなっています。
少々値段は張っても、研究機関、製造工場も持っている販売会社だと、宣伝広告の内容と中身が一致するように感じます。

 

6、『無色透明』の容器はダメ。


なるべく、褐色の容器や、遮光性の袋に入ったものが良いですね。すべてではないのですが、光に弱いサプリメントも多く存在します。無色透明の瓶などに入っていると確かにおしゃれなのですが、光で酸化してしまっては効果が弱まってしまうので、なるべく容器も気を付けるようにします。
ちなみに、あぶらが多く入ったサプリメントは必ず遮光性の容器で、かつ、冷蔵庫で保管するようにしましょう。

 

7、古さは信頼。会社概要から『歴史』をみる。


医薬品でいう先発メーカーであることを知るには、会社概要をクリックします。たいてい商品紹介ページの一番上か下にあります。ここにはその会社が創設された変月日が記載されています。ある程度の歴史があれば、その会社や製品が長く愛されている証です。

反対に会社概要に創設年月日が記載されていない場合、まだ新しい会社かもしれません。薬でいうところの後発品メーカー、ジェネリックのように感じます。

安いけれどもオリジナルでないものを扱う会社かもしれません。若しくは新しく発見された成分を用いた、期待の新しい会社かもしれません。

 

8、回答力は早さで判断しない。真の『お問い合わせ』対応。


同じサプリメントを扱う複数の会社がある場合は、その情報収集力をみます。疑問が生じたときにメールや電話で問い合わせますが、迅速な回答が必ずしもきちんと調べたことにはつながりません。

海外のサプリメントなどを取り扱う会社は、英語などで書かれた販売元のホームページを翻訳し、そして場合によってはその海外の会社へ問い合わせてくれることがあります。

早い回答はわかっている情報のみを伝達することがあります。時間のかかる回答はきちんと調査をしてくれている場合があります。

 

9、『アメリカ』のサプリメント情報をチェックする。


日本は国民皆保険制度です。しかしアメリカには保険に入っていない人も多くいます、自身の健康を自身で管理しなくてはなりませんので、病気予防のためのサプリメントは日本よりも研究されています。

抽出方法は水が良いか、アルコールがいいか、最低限の含有量は現代人にはどれくらいがいいか、工場はcGMPにのっとっているか、など、日本よりも厳しい部分が多いです。

ぜひサプリメントを買う際には、アメリカならばどんな商品が主流なのか、少し確認するといいですね。

 

 

10、『ドイツ』のハーブ事情をチェックする。


ドイツは医療用にハーブを用いてきた歴史があり、そして、ユーロ圏ではドイツの基準を採用して医療用ハーブの基準を設けています。

日本でも最近ハーブのサプリメントが多くありますが、含有量に関すること、相互作用に関することなど、一度ドイツかユーロの事情をチェックしてみましょう。

 

11、まとめ


インターネットで出回るサプリメント。騙されないためにも、最低限、上記のポイントを抑えて選びましょう。口コミも業者が書いている場合が多いので、更新されていない場合も注意してくださいね!

販売している自社が集めた、自社の口コミはとりわけ気を付けましょう!

 

 

 

 

 

監修:二宮麗
資格: 薬剤師
漢方薬・生薬認定薬剤師
漢方スタイリスト
講師歴:栄中日文化センター
女性のためのこころとからだフェス(主催;名古屋リビング新聞社)

アンジー編集部

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